車の排気ガスや給湯器の燃料が燃えるときに発生します。
のどなどの呼吸器に影響を与えます。
蒸発しやすく大気中で気体になる化学物質の総称です。
スプレーの噴射剤、燃料、インク、ガソリンなど身近なものにも含まれています。
VOCやNOx等が太陽の光により反応してできる有害な化学物質です。
目やのどが痛くなるおそれがあります。
光化学オキシダントが高濃度の時に発生する「もや」のこと。
気温が高く、日差しが強く、風が弱いときに発生しやすいです。目がチカチカしたり、のどが痛くなったり、植物にも影響があります。
大気を汚す原因物質は、私たちの日常生活からも発生しています。
原因物質の大気中への排出を減らすため、私たちにもできることがあります。
大気環境改善の取組は、 S D G s につながります!
大気環境に配慮した商品を選ぼう!
害虫防除のプロが使用する、水性処方のゴキブリ駆除剤です。 素材・原材料:通常溶剤として使われる灯油成分を削減し、水を溶剤として使用しています。 製品使用段階:水を溶剤として使用することにより、VOC排出を低減しています。
KINCHOこと大日本除虫菊株式会社は、明治19年、創業者上山英一郎が「除虫菊」の種を手に入れ、この天然の殺虫成分を持つ植物の栽培とそれを使用した蚊取り線香などの製品の製造販売から始まっています。 現在KINCHOが製造する殺虫剤の多くは、除虫菊の天然の殺虫成分から発展した「合成ピレスロイド」という成分を使用しています。合成ピレスロイドは虫に対して高い殺虫効力を発揮する一方、人畜に対し非常に安全であるだけでなく、環境中に放出された場合、紫外線や空気などで速やかに分解する性質を持っており、空気や土や水など環境を汚すことがほぼありません。 また、KINCHOは、調達や製造、流通においても環境への配慮をしています。 ・主力商品である蚊取り線香は、ほぼ100%植物を原料としており、燃焼して使用する際には植物が光合成で吸収した分のCO2のみが排出されるカーボンニュートラルな製品といえます。また、燃やした後の廃棄物も灰だけです。また、蚊取り線香の包材についてもプラスチック削減の取り組みを進めています。 ・取引先の商品在庫を細かく把握して出荷量を緻密にコントロールしたり、商品自体を軽量化・小型化したりすることにより、輸送時のエネルギーの削減によるCO2排出抑制に努めています。 ・脱プラスチック、省プラスチックの試みを商品開発段階から進めています。プラスチックパックを廃止しボトルを直接台紙に貼り付ける製品や、再生プラスチックを100%使った製品などを開発しています。 ・エアゾール殺虫剤やリキッドタイプの殺虫剤において、VOC排出を最小限にした水性処方を実現しています。また、VOC自体をほぼ使わず、常温揮散性の有効成分を樹脂に練りこみ、またはシート等に含浸させ、風力で拡散させる製剤を開発しています。 ・製造工場内の照明に自然光を使用しています。主力工場である和歌山工場では環境負荷ゼロを目指し、敷地内の太陽光パネルにて工場で使用するエネルギーのほぼ全てを賄っており、また排水を再び製造に使用し排水をゼロにする取り組みも行っています。 この他にも地球環境に負荷を与えないためのさまざまな取り組みをすすめています。 KINCHOは、人と虫との関係をコントロールする専門集団として、虫の生態を良く知り、虫と人と地球とが共生できる暮らしを実現していきます。
環境の取り組み