車の排気ガスや給湯器の燃料が燃えるときに発生します。
のどなどの呼吸器に影響を与えます。
蒸発しやすく大気中で気体になる化学物質の総称です。
スプレーの噴射剤、燃料、インク、ガソリンなど身近なものにも含まれています。
VOCやNOx等が太陽の光により反応してできる有害な化学物質です。
目やのどが痛くなるおそれがあります。
光化学オキシダントが高濃度の時に発生する「もや」のこと。
気温が高く、日差しが強く、風が弱いときに発生しやすいです。目がチカチカしたり、のどが痛くなったり、植物にも影響があります。
大気を汚す原因物質は、私たちの日常生活からも発生しています。
原因物質の大気中への排出を減らすため、私たちにもできることがあります。
大気環境改善の取組は、 S D G s につながります!
大気環境に配慮した商品を選ぼう!
ライフサイクル全体での取組を推進
環境の取り組み
→ 導入している規格名 ISO14001
1992年制定の「Honda環境宣言」以降、商品ライフサイクルの各段階でリサイクルと、資源、エネルギーの節約に努めています。設計段階では資源有効利用促進法で求められている3R設計【(1)リユース・(2)リデュース・(3)リサイクル】と一致する取組みを展開しています。
(1)では、再生部品や中古部品として利用されるパワーステアリングギヤユニットやコンビランプユニットなどの耐久性を高めると共に、取り外し易い構造としています。(2)では、防音部品や樹脂部品の小型軽量化を行い、金属材料だけでなく樹脂材料の使用量低減にも努めています。またエンジンオイルやクーラント液の耐久性向上による交換時期の延長や、エアコン冷媒量低減なども行なっています。(3)では、内・外装部品を取り外し易い構造とすると共に、材料統合にも努め、リサイクルし易い材料(ポリプロピレンなど)の適用を拡大してきました。また樹脂、ゴム部品への材質マーキングも徹底しています。
Hondaは、国内生産モデルについて、自工会で自主削減目標が定められている重金属4物質を、2005年末までに削減することを目標に掲げ、取り組んできました。
現在、4物質とも、全モデルにおいて、自工会の自主削減目標を達成しています。
【自工会自主削減目標】
鉛 : 2006年1月以降 96年比1台当たりの使用量1/10以下
水銀 : 2005年1月以降 一部※2を除き使用禁止
六価クロム : 2008年1月以降 使用禁止
カドミウム : 2007年1月以降 使用禁止
Honda は、紛争地域での武装勢力の資金源や人権侵害などの不正に関わる紛争鉱物を使用しないコンフリクトフリーをめざすことを方針とし、国内外 の業界団体やサプライヤーと連携しながら紛争鉱物問題の解決に向けて取り組んでいきます。 また、サプライヤーとの間では、紛争鉱物への対応を含む CSR 活動に関する要請事項を記載した「Honda サプライヤーサステナビリティガイドライン」 を共有し、当ガイドラインに沿った調達を推進しています。
Hondaは以下の3つの観点での排出CO2削減の取組みにより、大気汚染物質に関する取り組みを推進しています。
① 内燃機関の効率向上
エンジンの燃焼効率向上技術や駆動系の効率向上技術、エンジン内各部の摩擦を低減させる低フリクション技術などの採用
② 環境革新技術の適用やエネルギーの多様化対応
Honda独自の二輪車アイドリングストップシステム技術、四輪車のハイブリッド技術、直噴エンジン技術、パワープロダクツの燃料噴射装置(FI)などの環境革新技術や、二輪車・四輪車のエタノール燃料対応、パワープロダクツのガス燃料対応などのエネルギー多様化対応
③ 再生可能エネルギーへの対応やトータルエネルギーマネジメント
電動化対応技術や再生可能エネルギーの使用技術
また、素材製造、部品製造・車両組立、使用、廃棄等のライフサイクルでの低炭素化、および、リソースサーキュレーションによる資源の効率利用への取組みも推進しています。