車の排気ガスや給湯器の燃料が燃えるときに発生します。
のどなどの呼吸器に影響を与えます。
蒸発しやすく大気中で気体になる化学物質の総称です。
スプレーの噴射剤、燃料、インク、ガソリンなど身近なものにも含まれています。
VOCやNOx等が太陽の光により反応してできる有害な化学物質です。
目やのどが痛くなるおそれがあります。
光化学オキシダントが高濃度の時に発生する「もや」のこと。
気温が高く、日差しが強く、風が弱いときに発生しやすいです。目がチカチカしたり、のどが痛くなったり、植物にも影響があります。
大気を汚す原因物質は、私たちの日常生活からも発生しています。
原因物質の大気中への排出を減らすため、私たちにもできることがあります。
大気環境改善の取組は、 S D G s につながります!
大気環境に配慮した商品を選ぼう!
[素材・原材料] 内装部品はVOC排出量の少ない材料を選定している [製造・生産段階] 塗料や接着剤、テープ類はVOC排出量の少ない材料を選定している
環境の取り組み
→ 導入している規格名 JIS Q 14001:2004
SUBARUは、設計段階において使用済み自動車処理の状況と現状技術の実現性・実効性を評価し、リサイクルに配慮した設計を採用することを目指しています。例えば、樹脂部品への材質表示はもとより、リユース等リサイクル市場を考慮して、構成部品点数の削減やボルト締めなど取付け点数を削減し、部品を取外し易くする技術開発を進めています。一方、今後の材料リサイクルを促進するために、リサイクルし易いPPなどオレフィン系樹脂の使用拡大とPPのグレード種類統合化も進めています。さらには販売店回収バンパーやペットボトル、衣類縫製端材等のリサイクル材を一部の部品に採用しています。
自動車工業会の自主行動計画に基づき、環境負荷物質 4物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム)の廃止・削減に取り組み、前倒しで既に目標を達成しています。更に鉛に関しては、スイッチ・リレー等の電気・電子部品を中心にはんだ中の鉛フリー化を推進し、更なる使用削減に取り組んでいます。
<自工会自主行動計画>
・鉛 :2006年1月以降 96年比で使用量1/10以下
・水銀 :2005年1月以降 一部を除き使用禁止
・カドミウム:2007年1月以降 使用禁止
・6価クロム:2008年1月以降 使用禁止
SUBARUグループは、紛争鉱物の調達・使用によって人権侵害や環境破壊に加担する意思はありません。2020年度も製品供給先からの依頼に基づき、供給製品の部品・原材料発注先約210社を対象とした紛争鉱物調査を実施しました。
調査にあたっては「OECD紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・ディリジェンス・ガイダンス」を参照し、RMI(Responsible Minerals Initiative)が提供する調査票(CMRT:Conflict Minerals Reporting Template)を使用してサプライチェーンを遡り、製錬所を特定することによって、武装勢力の資金源や人権侵害などに加担していないかを確認しています。
2021年度は紛争鉱物調査の対象取引先を全ての自動車部品・原材料取引先に拡大します。また、コバルトなど、紛争鉱物(スズ・タンタル・タングステン・金)以外の鉱物の調査も順次進めていきます。
今後も調達活動における社会的責任を果たすため、お客様やお取引先様と連携し、「社会問題の原因となる原材料の不使用」に取り組んでいきます。
自動車塗装時のVOC排出量を削減するため、自動車塗装工程で使用する洗浄用シンナーの使用量低減や回収強化を行っています。