環境の取り組み
→ 導入している規格名
環境情報の公開については、富士ゼロックス株式会社より行なっています。http://www.fujixerox.co.jp/eco/index.html
富士フイルムビジネスイノベーションは、理念として、社会的責任とビジネス姿勢、個人の有り様を『私たちが大切にすること』として『環境』を含む十の価値を定めています。活動地域は日本・中国・東南アジア・オセアニアですが、この理念の下、各国の会社が扱う用紙について共通の『調達規程』を制定し徹底しています。日本国内の用紙調達は弊社の役割ですが、次の基準で調達(製造委託)を行っており、現在調達しているコピー用紙の全てが適合しています。 [調達基準]n1) 法律や規制が遵守されていること*1n2) 持続可能な森林管理がなされていること ・第三者機関により認証を受けた森林であること*2 ・もくしは、管理がされた状態にある森林であること*3n3) 再生パルプは原料古紙の供給元が明らかであることn4) 使用する化学物質は安全が確認されていること n5) 用紙製造は、無塩素漂白処理で行っていること n6) 生産工場は環境管理システムを保持していること *1原材料の調達・生産・販売など一連のプロセスにおいて、関係する国や地域が定める環境・健康・安全上の法令が守られていること *2当社が認めた第三者機関の認証を取得しているか、またはその取得を目指す手続き過程にある天然林 *3「管理された状態」とは、すべてのプロセスが合法であり、生態系を破壊しないこと(遺伝子組換えなしを含む)、地域住民や利害関係者への配慮(伝統的権利や市民権侵害、民事上の大きなトラブルなし等)がなされていること等
弊社が製紙会社に製造委託する「コピー用紙」に配合される古紙パルプは、前述の用紙調達基準の1) 法律の遵守、3)原料古紙の供給元などの項目で規定しています。 日本の場合、古紙回収が進みその回収ルートが多岐に亘り、古紙のトレーサビリティは非常に困難ですが、弊社は製紙会社に対して購入元を明らかにし、遵法の確認することを求めています。現在、弊社の扱うコピー用紙に配合される古紙原料は、この確認がされています。 なお、2008年からは製造委託する製紙会社に対し、毎年、古紙の配合状況および原材料のトレーサビリティ調査を含めた、現場監査を実施しております。