環境の取り組み
→ 導入している規格名
上記【化学物質】18で該当項目はありませんが、薬品管理や化学物質のチェック等は内部監査を実施しています。
○再生紙使用商品の開発:当社は1990年、業界に先駆けて筆記用再生紙を使用したノートを発売、以後、1998年には古紙配合率100%をまで引き上げた「グリーン100シリーズ」を発売するなど、再生材料の使用に積極的に取り組んできました。 APPグループの木材供給会社は、これまでインドネシアの国法、森林規制を順守して、合法的な森林管理を実施してきました。しかし地球環境問題など、事業活動を取り巻く社会面・環境面の状況が著しく変化してきていることを認識し、新たな「森林保護に関する方針(FCP)」を決定し、2013年2月5日に発表しました。これは、現状のインドネシア政府による森林規制の順守に加えて行われる、APPの環境方針の一大転換です。 2013年2月5日に公表された新たな森林保護方針の骨子は以下の通りです: 2013年2月1日以降、保護価値の高い森林(HCVF)評価が完了するまで、自然林の伐採を全面的に停止(森林伐採ゼロ方針) 高炭素蓄積評価(HCS)の実施による泥炭地の保護 先住民族や地域コミュニティの権利保護のため、国際的な最善慣行を採用 NGOによる独立した監視の実施 さらに、2月1日以前に収穫された天然林材の工場への入荷期限を2013年8月31日と定めました。 今回APPグループが発表した新方針は紙パルプ業界においても極めて画期的なものであり、APPグループが使用する木材原料は持続可能な植林地に由来するものとし、保護価値の高い森林(HCVF)地域からの木材原料は一切使用しないことをコミットするものです。2013年2月5日に森林保護方針を発表して以来、当社は誓約に従って、インドネシアの熱帯雨林の保護の解決に向けて着実な取り組みを続けてきています。 2014年2月5日、APPのFCP一周年を記念する行事がインドネシアで開催されましたが、APPが誓約の通りにFCPの実行に取り組んでいることが報告されました。国際的な環境NGOのグリーンピースも、その報告書の中でAPPの真摯な取り組みを評価しています。
http://www.app-j.com/certificate/procurement/
APPグループの紙パルプ工場はいずれも最新鋭の設備を持ち、ISO 9001、ISO 14001など、品質および環境マネジメントの規格、およびPEFC-CoC基準に従って運営されています。当社各工場の用水量、排水量、排気量などは、いずれも国際基準を満たすなど、常に世界トップレベルの水準を指向しています。