環境の取り組み
1992年より再資源化の取り組みを開始。1997年からは製品の「環境設計アセスメントガイド」を策定し、「環境調和型製品」の開発・製造を積極的に推進しています。「環境設計アセスメント」では部品から、製造・流通・使用・廃棄にわたる段階で評価項目・基準を設定し、製品が環境に与える影響を最小とするように開発しています。1998年には世界初でハロゲンフリー材使用の環境調和型プリント基板搭載PCを発売。その後、ねじの本数・部品点数の削減による分解容易化設計、プラスチック材料種類の削減やプラスチック部品への材料表示によるリサイクル容易化設計など、リサイクル性を良くする設計を通してマテリアルリサイクルの促進をしています。
当社は「資源有効利用促進法」に基づき、事業系から排出される使用済パソコンの回収・再資源化に対する取り組みは2001年4月より開始した。2002年12月には「広域再生利用指定産業廃棄物処理者」を取得し、全国輸送ネットワークの構築にて、最適な回収体制を実現した。全国10ヶ所のリサイクル拠点にて、手分解・分別により適切な再資源化を実施しています。家庭系パソコンの回収・リサイクルでも、「PCリサイクルマーク」対応製品を施行前の2003年8月に発売した。回収受付窓口として「東芝dynabookリサイクルセンタ」を設置し、日本郵政公社の「エコゆうパック」を活用した排出者の戸口からの回収を行ない、事業系と同様に全国のリサイクル施設で適切な再資源化を実施します。