環境の取り組み
→ 導入している規格名 ISO14001
お客様相談センター及び全国55の支店・営業所にてアフターサービスを受け付けており、無償保証期間後も有償にて修理・パーツ交換に対応します。例えばイスは、背・座クッション、キャスター等の交換で、長期使用することができます。 【無償保証期間】 保証期間1年=外観・表面仕上げ 保証期間2年=機構部・可動部 保証期間3年=構造体 【補修用パーツ保有期間】 イスのエコマーク商品については、補修用パーツを販売中止後10年間以上保有しています。その他の製品については、5年間保有しています。
<リサイクル設計の指針> 1.分別設計 使用後のリサイクルのためにパーツごとの分別が簡単にできるよう、設計します。素材別に分けられたパーツは、それぞれの再生工場に送られ、リサイクルされますので、効率良く資源の有効利用ができます。しかも、ボルトレス化と部品点数の少数化の推進により、組立・解体のしやすい構造です。 2.材質表示樹脂パーツには、廃棄時の分別やリサイクルがしやすいように、それぞれのパーツごとに材質名を表示します。 3.単一素材化リサイクルを考慮して、各パーツの単一素材化を積極的に進めます。単一素材化することで、廃棄時の分別がさらにしやすくなります。
オフィスの移転時には、まだ使える家具が廃棄されてしまう場合があります。イトーキは使用済み家具の廃棄ゼロを目指して、「オフィスエコロジーマネジメントシステム」を提案しています。これはお客様の不用になった家具などをそのまま廃棄せず、リペア・クリーニング、中古販売、リサイクルすることで、廃棄物ゼロを目指す取組みです。
イトーキでは、製品の塗装工程における有機溶剤の削減を進めています。1988年に寝屋川工場で有機溶剤系の塗料から環境負荷の少ない水溶性塗料に切り替えたことに始まり、2001年からは、メタリック塗料についても水溶性塗料に切り替えました。また、有害物質を放散しない粉体塗装設備を積極的に取り入れています。2004年からキャビネットの塗装ラインの一部を粉体塗装に変更。2007年にはそのキャビネットの全塗装ラインを粉体塗装に切り替えました。2008年には新しく竣工した千葉工場の建材塗装ラインを粉体塗装と水性塗装とし、2009年1月からは、チェアの塗装ラインも粉体塗装に変更しています。これにより、PRTR法で定める報告対象物質(キシレンやエチルベンゼンなど)の取扱量および大気への排出量が大幅に減少し、2009年度の化学物質取扱量は、48t(前年比61%削減)となりました。