環境の取り組み
→ 導入している規格名 ISO14001
紙は主に木材繊維からつくられています。樹木は、大気中の二酸化炭素を吸収し、それを貯えることにより成長します。植林をおこない森林を増やすことは、二酸化炭素の貯蔵量を増やし、地球温暖化防止に役立ちます。森林は一度伐採しても、植林して適切に管理すれば、再度、森林へと育てることができます。このため、森林は「循環資源」とも「再生可能資源」ともいわれています。私たちはこの森林を守るため、『エコロジーペーパー』(再生紙・非木材紙・シリアルペーパー・森林認証紙・間伐材紙など)の開発・普及に努めています。 再生紙:私たちは、紙の用途や環境への負荷を考慮したうえで、古紙を有効活用した商品の開発に努めています。 非木材紙: 栽培植物のケナフ、さとうきびの残渣であるバガスなど、それぞれの原料が持つ独特な肌合いを活かした非木材紙の普及をより一層推し進めています。 シリアルペーパー:食品加工時などに排出される未利用の表皮や繊維を再活用し、それをパルプ原料に混ぜて紙へと抄きあげたものです。産業廃棄物の有効利用という意味ではもちろんのこと、それを排出元の企業が自社の制作物として再利用できます。 森林認証紙:適切に管理されていると認証された森林資源を活用した紙のことで、永続的な森林保護育成に寄与します。 間伐材紙:植林された森林の健全な育成のために伐採された間伐材を活用した紙のことで、新しい循環型社会に寄与します。 グリーン電力用紙:抄造時に使用した電力のCO2排出相当分をグリーン電力(太陽光・風力・バイオマスなどを活用した電力)でオフセットした紙のことで、CO2排出削減に貢献します。