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「印刷・情報用紙」購入ガイドライン 改定案の公表と意見募集(~7/12)

ガイドライン2013-06-10

 グリーン購入ネットワーク(GPN)では、この度、GPN-GL1「印刷・情報用紙」購入ガイドライン改定案を作成しましたのでご案内申し上げます。つきましては、本改定案に対してご意見・提案がある方は、7月12日(金)まで に文書(e-mail 、FAX)にてGPN事務局までご送付ください。皆様から寄せられた意見を考慮して必要な修正を行った上で8月の理事会にて改定する予定です。

■ 購入ガイドライン改定のポイント
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「印刷・情報用紙」購入ガイドラインは、1996年に策定後、これまで4回改定を行って参りました。2013年にEU木材法が施行され違法伐採対策が強化される等、木材や紙製品に対する海外での違法伐採対策の取り組みが進んでいることから、この度ガイドラインの内容を見直すこととしました。

これまで、バージンパルプの合法性や持続可能性の確認は、「森林認証制度」「第三者認証」「文書・現地確認」「調達方針」の4つの方法に基づく情報を開示していましたが、今回の改定により、「調達方針」を削除し、「森林認証制度」「第三者認証」「文書・現地確認」の3つの方法に基づく内容としています。

また、森林整備や廃棄物対策、放置竹林対策等地域の課題を解決するために、間伐材や未利用の非木材植物資源を用紙へ利用していくことについても位置付けをさらに明確にしました。

 

(1)対象範囲:

  印刷用紙(非塗工印刷用紙、微塗工印刷用紙、塗工印刷用紙、特殊印刷用紙)、および情報用紙(PPC用紙、フォーム用紙、インクジェット用紙、複写用紙、感熱紙等)

(2)ガイドライン項目

【紙の使い方】
  1)紙の無駄遣いをしないこと

【原料における配慮】
  2)古紙パルプを多く使用していること
  3)古紙パルプ以外のパルプ(バージンパルプ*1)を使用する場合は以下のパルプであること
    ①原料となる全ての木材等は、再・未利用材または原料産出地(木材等伐採地)の法律・規則を守って生産されたものであること
    ②原料となる全ての木材等は、再・未利用材または持続可能な森林等の管理に配慮して産出地の状況を確認の上、調達されている原料であること
    ③間伐材を使用する場合は、国内の森林から採られたものであること
    ④非木材植物資源を使用する場合は、未利用の非木材植物資源であること

【品質における環境配慮】
  4)白色度が過度に高くないこと
  5)塗工量ができるだけ少ないこと
  6)塩素ガスを使わずに漂白されていること(ECFパルプ等)
  7)リサイクルしにくい加工がされていないこと

【事業者の取り組みの考慮】
  8)事業者が原料調達から製品の出荷まで環境負荷の低減に取り組んでいること


■ 印刷・情報用紙購入ガイドライン改定案(全文)の閲覧・入手方法
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  以下よりPDFファイルをダウンロードしてください。
   https://gpn.jp/assets/pdf/select/guidlines/pdf/GL1v3.pdf
  ※ ホームページにアクセスできず、全文をご希望の場合は、必要事項(団体名、部署名、お名前、
     TEL、E-MAIL)を記入の上、GPN事務局(gpn☆gpn.jp(☆を半角@に変える))までご連絡ください。


■ 今後の予定
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~2013年7月12日   購入ガイドライン改定案の公表、意見募集
   2013年8月2日    GPN理事会にて審議、承認、改定
   2013年9月末     「エコ商品ねっと」で新しいガイドラインに沿った情報を掲載予定


   【お問合せ】 グリーン購入ネットワーク事務局(担当 深津)
   TEL.03-5642-2030 FAX.03-5642-2077 E-mail: gpn☆gpn.jp(☆を半角@に変える)

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