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【会員限定】GPNミニセミナー「地方公共団体のグリーン購入・環境配慮契約の推進に向けて」(10/24,11/5,11/21,12/5・オンライン)

GPNイベント2025-09-08

グリーン購入ネットワーク(GPN)は、10月24日(金)から4回シリーズでGPNミニセミナー「地方公共団体のグリーン購入・環境配慮契約の推進に向けて」を開催いたします。


◇開催主旨
GPNでは、毎年5月にグリーン購入研修会、7月に電力の環境配慮契約研修会を実施しています。この研修会では、新任担当者向けの基礎研修として、グリーン購入、環境配慮契約の概要や取り組み方、事例等の全体像を解説しています。
参加者からは、全体像だけでなく、いくつかのテーマに絞ってさらに具体的な手順、取り組む上での課題の解決方法を深く知りたいという要望が寄せられたため、GPN会員団体(地方公共団体)を対象に、実務担当者が抱える課題解決のヒントを掴むための研修機会として、GPNミニセミナーを4回シリーズで開催いたします。GPN会員(地方公共団体)の方は是非、ご参加ください。



【第1回:再エネ電力を調達するための総合評価落札方式の可能性~コストも、環境価値も、そして企業価値も~】(10/24)
今年度、環境省の「環境配慮契約法基本方針検討会 電力専門委員会」では、電気の供給を受ける契約における総合評価落札方式の導入について検討が行われており、早ければ2027年度からの実施が検討されています。2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、地方公共団体では再エネ電力の調達が推進されているなか、現在の環境配慮契約法では、予め定められた配点に基づいて事業者を評価した上で、最終的には価格による落札事業者が決定する裾切り方式となっており、事業者の評価点が落札事業者の選定とつながっていないという課題が指摘されています。
第1回は、環境配慮契約法で定められている裾切方式と、現在検討されている総合評価落札方式の特徴について解説いたします。


【第2回:“燃やす”から“活かす”へ、自治体の廃棄物発電の現状~発電量と環境価値をどう評価するか~】(11/5)
廃棄物発電は、気象条件等に左右されない比較的安定した発電で、地方自治体自ら消費する他、証書化して販売する等、脱炭素化に向けた選択肢の1つでと言えます。特に、廃棄物処理施設整備計画(2018年)が公表されて以降、新たな価値を創出する廃棄物処理施設の整備が位置付けられたこともあり、廃棄物発電による電力・熱を様々な方法で地域の中で活用する事例が増えており、今後も老朽化に伴う清掃工業の新設・改良工事を経た自治体による積極的な廃棄物発電の活用が期待されます。
しかし、廃棄物発電においては、その発電量や環境価値をどのように測り、評価をするか、とりわけ、コストの問題と、化石由来の廃棄物を含む場合の環境価値が課題と言えます。
第2回では、廃棄物発電を環境施策のなかでどのように位置付け、活用していくか、廃棄物発電の現状を事例と合わせて解説を行います。


【第3回:庁舎管理(役務)と設備が環境配慮の重要な一手~グリーン購入法の基準を読み解く~】(11/21)
グリーン購入法の特定調達品目は22分野288品目あります。環境省による自治体のグリーン購入の取り組み状況を調査した結果において、グリーン購入の組織的取組率を分野別にみると、紙類や文具類は高い一方で、役務や設備は低い状態にあります。取り組み率が低い分野は、「どのように取り組めばよいのか」、「基準が難解である」、「そもそも対象となる品目がわからない」といった課題がある一方で、基礎研修等の場で取り上げる機会も多くありませんでした。
第3回では、品目と基準が1対1で紐づかず、複合的に基準が設定されている庁舎管理(役務)や設備をテーマに、グリーン購入法の基準を解説すると共に、実践することで期待される効果、調達方法について事例と合わせて解説を行います。


【第4回:庁内職員へのグリーン購入啓発方法 ~職員研修以外の周知・啓発を考える~】(12/5)
全庁的なグリーン購入の実践には、各課の調達担当者にグリーン購入の意義、取り組み方を周知する必要があります。多くの地方自治体では、グリーン購入調達方針等に基づいた調達の依頼、前年度のグリーン購入実績の集計・報告の依頼といった年に数回の通知が、職員への周知の機会と内容にとどまっています。
自治体の職員は数年に1度異動となるため、継続的な周知、啓発が求められますが、環境施策は多岐に渡るため、ほかの通知内容との調整も必要となります。職員研修のように集中して理解を深める機会があれば望ましいですが、毎年実施することは担当者の負担にもなります。
第4回では、様々に工夫をしながら取り組んでいる自治体の事例を交えながら、グリーン購入の周知・啓発の継続的な実施方法について解説いたします。



◇開催概要
GPNミニセミナー「地方公共団体のグリーン購入・環境配慮契約の推進に向けて」
主催:グリーン購入ネットワーク(GPN)
日時:第1回2025年10月24日(金)15:00~16:00
     第2回2025年11月5日(水)15:00~16:00
         第3回2025年11月21日(金)15:00~16:00
   第4回2025年12月5日(金)15:00~16:00
方法:Zoomウェビナー
対象:GPN会員
※会員限定企画
※会員企業の方も参加いただけますが、セミナーの内容は地方公共団体向けとなります。
参加費:無料


◇プログラム(予定)
第1回:コストも、環境価値も、そして企業価値も:再エネ電力を調達するための総合評価落札方式の可能性(10/24)
講師:GPN事務局長 深津学治

第2回:“燃やす”から“活かす”へ、自治体の廃棄物発電の現状~発電量と環境価値をどう評価するか~(11/5)
講師:一般財団法人日本環境衛生センター

第3回:庁舎管理(役務)と設備が環境配慮の重要な一手~グリーン購入法の基準を読み解く~(11/21)
講師:GPN事務局長 深津学治

第4回:庁内職員へのグリーン購入啓発方法 ~職員研修以外の周知・啓発を考える~(12/5)
講師:GPN事務局 竹内孝曜


◇参加申込
本セミナーに参加をご希望の方は「こちら」よりお申込みください。
上記の4つの企画について、同一フォームとしております。
なお、上記4つのミニセミナーへの参加申込は、1度に4回分をお申込みいただくことでも、開催日に合わせてそれぞれお申込みいただいても問題ございません。重複登録は事務局で整理、管理いたします。


*上記にアクセスできない場合は
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件名:GPNミニセミナー(第〇回)参加申込
※全ての回、参加希望の場合には GPNミニセミナー(全て)参加申込 としてください。
本文に1)団体名 2)部署名 3)お名前 4)Eメールアドレス をご記入の上、
gpn☆gpn.jp(☆を@に変換)迄お送りください。
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当日の参加方法(Zoom URL)、講演資料のご案内は申し込み内容に基づき、いずれも開催前日の午後にメールにてご連絡します。


◇お問い合わせ
グリーン購入ネットワーク(GPN)事務局 担当:武井・竹内・深津

エコ商品ねっと 会員専用ページ お問い合わせ

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