GPNは、道府県及び地域ネットワークと連携し、今年度新たにグリーン購入の推進担当になった職員を対象とした「新任担当者向けグリーン購入研修会（基礎編）」を全国8地域で開催し、地方公共団体や国、独立行政法人、大学、高等専門学校、企業等幅広い組織の担当者（環境、会計、総務等）等、8会場合わせて153名の方にご参加いただきました。

研修会では、グリーン購入の基礎、グリーン購入法の仕組み（判断基準や配慮事項の位置づけ）、組織的に取り組むポイントについて、自治体の取り組み事例を交えながら解説した他、地方公共団体の事例発表（仙台市、越谷市、昭島市、長崎市）や参加者同士の意見交換を実施しました。意見交換では、入札仕様書の記載内容について質問される地方公共団体の担当者もおられ、参加者からは他の自治体の現状や課題を聞けて、大変勉強になったとの感想が聞かれました。

札幌会場		釧路会場
宮城会場		埼玉会場
東京会場		神奈川会場
大阪会場		福岡会場

■参加者の感想（当日の参加者アンケートより抜粋）
・今年度グリーン購入の担当になったばかりで、業務内容を十分に理解していなかったが、これから何が求められるのか、非常に参考になる研修でした。
・他の自治体の取組事例や調達方針、実績集計方法を聞き、担当として今後向き合わなければならない課題が多くあることを理解できたので今後の参考にさせて頂きます。
・グリーン購入の重要性や取り組みに関する説明、意見交換は大変有意義で、もっと深掘りして議論したいと思いました。2時間強では時間が少なく感じました。
・グリーン購入の担当は3年目だが、これまで疑問に感じていた部分についてご説明頂いたり、ディスカッションすることが出来て参考になりました。
・内部の実務担当者だけでは情報整理に時間がかかってしまうため、今回のように他の自治体と情報共有できる場として大変助かります。
・参加者の意見交換では、他の自治体の声を聞けて参考になりました。グリーン購入に取り組む上で、今後GPNさんのお力をお借りして進めていこうと思います。
・他の自治体の環境部署ではどのように対応されているのか、交流の機会がほとんどなかったので、グリーン購入についてゆっくり話が聞けてとても良かった。また、実績集計を依頼する側とすると、取りまとめなど受け手となる側の意見がきけ、各課部局の担当者とのコミュニケーションの仕方やタイミングなどを考える機会となり大変参考になった。
・職員への啓発、判断基準の設定方法についての話がとても参考になりました。
・グリーン購入について定義が良くわかりました。ありがとうございました。
・グリーン購入に関して周知・啓発を庁内に対して進めていかなければ、という動機付けになった。
・今年こそグリーン購入を促進できるよう頑張ります。

■開催結果
日時・会場：
2018年5月10日(木)13:30～16:30　東京会場（公益財団法人日本環境協会　会議室）
2018年5月15日(火)13:30～16:30　宮城会場（宮城県自治会館　205会議室）
2018年5月18日(金)13:30～16:30　埼玉会場（大宮ソニック市民ホール404会議室）
2018年5月23日(水)13:30～16:30　福岡会場（福岡東総合庁舎　第2会議室）
2018年5月25日(金)13:30～16:30　神奈川会場（波止場会館　5F　多目的ホール）
2018年5月29日(火)13:30～16:30　札幌会場（北海道庁　7F　共用A会議室）
2018年5月30日(水)13:30～16:30　釧路会場（北海道庁　釧路総合振興局　3F　会議室）
2018年7月26日(木) 14:00～17:00　大阪会場（おおさかATCグリーンエコプラザ　セミナールーム）

主催：グリーン購入ネットワーク、北海道グリーン購入ネットワーク、みやぎグリーン購入ネットワーク、埼玉グリーン購入ネットワーク、横浜グリーン購入ネットワーク、大阪グリーン購入ネットワーク、九州グリーン購入ネットワーク
協力：北海道、宮城県、神奈川県、大阪府、福岡県
後援：埼玉県


■プログラム：
・グリーン購入の基礎
・グリーン購入法の仕組みと対象品目・判断基準
・グリーン購入の取り組み事例
・組織的に取り組むポイント
・質疑応答
・参加者による意見交換
・GPNの活動紹介
＊札幌会場、釧路会場、神奈川会場では、グリーン購入の取り組み事例に関する説明は実施していません。

■問い合わせ
グリーン購入ネットワーク（GPN）事務局（担当：武井、竹内、深津）