【情報提供】エコマーク事務局『エコマーク(No.155)とブルーエンジェル(DE-UZ219)「複写機、プリンタなどの画像機器」の共通基準に合意し、運用を開始」』
グリーン購入ネットワーク(GPN)は、「持続可能な調達(消費と生産)の推進を通じて脱炭素、SDGs、サーキュラーエコノミーの実現に貢献する」という方針のもと、セミナー・コラム等を通じて、サステナビリティの様々なテーマの情報発信に取り組んでいます。
今回、エコマーク事務局より、海外のタイプⅠ環境ラベルとの相互認証の取り組みについて、情報提供をいただきましたので、GPN会員の皆さまに共有させていただきます。
■エコマーク(No.155)とブルーエンジェル(DE-UZ219)「複写機、プリンタなどの画像機器」の共通基準に合意し、運用を開始」
エコマーク事務局は、エコマーク認定基準No.155「複写機、プリンタなどの画像機器」について、ドイツ・ブルーエンジェルの最新基準DE-UZ219「印刷機能付きオフィス機器」との共通基準について合意し、運用を開始しました。
>>>>詳細は「こちら」
・相互認証協定(Mutual Recognition Agreement: MRA)
相手国の環境ラベルの審査(もしくはその一部分)を自国の環境ラベル機関で実施することを可能とする二国間以上の協定です。対象となる品目の環境ラベル基準を二カ国間で協議し、共通基準として合意した項目については、相手国の環境ラベルでの審査が省略されることとなります。従来、二カ国間のある基準項目がほぼ同じ内容で、かつ同じ試験結果を要求する場合であっても、同じ試験をそれぞれ実施する必要があったり、別々の証明書類を作成する必要があったりするなど、申請事業者にとっては負担となっていました。
相互認証の実施により、共通基準化の促進による事業者の開発・製造コストの削減、環境ラベルの申請コストの削減、海外市場参入の容易化、多国間で環境ラベルの認定商品が広く流通することによる地球規模での環境負荷低減などの効果が期待されます。
日本のエコマークは、ドイツ、北欧、北米、中国、韓国、タイ、台湾、シンガポール、香港、ニュージーランド、スリランカの 11機関と相互認証協定を締結しています。
◇エコマークについて
国際標準化機構の規格ISO14024「タイプI環境ラベル制度」に基づく認定制度です。
1989 年に創設され、公益財団法人日本環境協会が運営しています。環境への負荷が少ないなど、環境保全に役立つと認められる製品やサービスにつけられ、消費者が暮らしと環境の関係を考え、環境保全の面でより良い商品を選びやすくすることを目的としています。
2025 年 3 月時点で、認定商品数は約53,807点、認定取得企業は1,489社です。
「エコマーク」は、公益財団法人日本環境協会の登録商標です。
エコマーク事務局ウェブサイト:https://www.ecomark.jp/
<本件に関するお問い合わせ>
公益財団法人日本環境協会 エコマーク事務局 基準・認証課、事業推進課
E-mail: info☆ecomark.jp (☆を@に変換)
◇お問い合わせ
グリーン購入ネットワーク(GPN)事務局 担当:竹内・深津