GPN共催セミナー「ESG投資及びサステナビリティ情報の開示の動向について」(10/25・オンライン)
グリーン購入ネットワーク(GPN)は、10月25日(金)に一般社団法人サステナビリティ情報審査協会(J-SUS)、一般社団法人日本LCA推進機構(LCAF)と共催でオンラインによるセミナーを開催いたします。
>>>お申込みは「こちら」
≪セミナーの趣旨≫
2000 年以降、企業や投資家等の行動を促すための国際的な枠組みづくりが進められています。2000年7月に「国連グローバル・コンパクト(The United Nations Global Compact)」が発足し、2006年4月には「国連責任投資原則(PRI:Principles for Responsible Investment)」が立ち上がりました。さらに、2015年9月に、国連総会において、「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs:Sustainable Development Goals)」が採択され、同年12月には「パリ協定(Paris Agreement)」が採択されました。そして、現在では、企業が気候科学(IPCC)に基づく削減シナリオと整合した削減目標を設定するSBT(Science Based Targets)の動きも活発化しております。
このような中、ESG投資が欧米を中心に拡がってきています。我が国においても、世界最大の年金基金である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、2017年10月に投資原則を改め、「全ての資産で『ESG』の要素を考慮した投資を進めていく」と表明し、また、環境省が2024年3月に公表した金融機関に対するアンケート調査結果では、「既にESG金融(ESG・SDGsを考慮した金融業務)に取り組んでいる金融機関」は回答機関の約6割を占めていました。
一方、ESG投資の判断材料となる企業等のサステナビリティ情報については、開示の義務化が海外より始まり、我が国においても、2023年1月に、企業内容等の開示に関する内閣府令等の改正により、有価証券報告書等において、「サステナビリティに関する考え方及び取組」の記載欄が新設されました。さらに、2024年3月に、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)がサステナビリティ開示基準の公開草案を公表しました。
そこで今回も、昨年度のセミナーに引き続き、ESG投資及びサステナビリティ情報の開示の動向に関する情報提供を行い、企業の方々にそれぞれの現状を把握していただき、今後の企業経営に役立てていただくことを目的に、当セミナーを開催することといたしました。
是非、この機会を通じて、サステナビリティ情報の開示が、今後の企業経営において重要視されていることを身近に感じていただければと思います。
■開催概要
[日 時] 2024年10月25日(金)、13時30分~15時30分
[方 法] Zoomウェビナーによるオンライン配信(リアルタイム配信を予定)
[対 象] 上場企業のIR、CSRあるいはESG管理部門の担当役員、管理職及び研究者等
[主 催] 一般社団法人サステナビリティ情報審査協会
[共 催] 一般社団法人日本LCA推進機構、グリーン購入ネットワーク(GPN)
[後 援] EY新日本有限責任監査法人、KPMGあずさサステナビリティ株式会社、太陽有限責任監査法人、デロイト トーマツ サステナビリティ株式会社、一般財団法人日本品質保証機構、BDO三優監査法人(その他、依頼中)
[参加費用] 無料
[募集人数] 500名(お申し込み多数の場合には抽選とさせていただく場合がございます)
[申込締切] 2024年10月11日(金)
■プログラム(予定)
◎開会の挨拶:13時30分~13時35分
一般社団法人サステナビリティ情報審査協会 会長 岡本 光信氏
○講演1:13時35分~14時25分
「GPIFのインベストメントチェーンとESGの取組みについて(仮)」
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF) ESG・スチュワードシップ推進部 ESG・スチュワードシップ推進課長 村田 真理 氏
<休憩:14時25分~14時35分>
○講演2:14時35分~15時15分
「サステナビリティ報告の動向(仮)」
上智大学 名誉教授 上妻 義直 氏
◎情報提供及び閉会の挨拶:15時15分~15時30分
※情報提供「有価証券報告書におけるサステナビリティ情報の開示について」
一般社団法人サステナビリティ情報審査協会 副会長 長坂 芳充氏
(司会進行): 一般社団法人サステナビリティ情報審査協会 会長 岡本 光信氏
◇お問い合わせ
グリーン購入ネットワーク事務局(担当:竹内・深津)