【クラウドファンド協力のお願い】気候非常事態ネットワーク:科学者による緊急ブリーフィング開催(9/30)
認定NPO法人ゼリ・ジャパン/気候非常事態ネットワーク(CEN)は、2026年9月30日(水)に「気候と自然に関する緊急ブリーフィング」を開催します。
グリーン購入ネットワークは、本イベントの実行委員として参画しています。
本イベントは、日本社会全体が科学的エビデンスと共有認識に基づき行動へと踏み出すための重要な一歩であり、食や経済安全保障、国民の健康と生命、防災・減災、国際的信頼性、産業競争力の強化にも資するものです。
本イベントを実施するために、全体で1,000万円程度の費用が必要と試算しております。それに対して、およそ9割は企業からの協賛で賄えると見込んでおりますが、皆さまからお力添えをいただくために、クラウドファンド(目標100万円)を実施しています。開催趣旨ならびに本イベントの意義をご理解いただき、皆さまのご理解とご支援をお願い申し上げます。
>> 気候と自然に関する緊急ブリーフィング(気候非常事態ネットワークWebサイト)
>> クラウドファンドサイト(For Good! 科学者による緊急ブリーフィングを日本で開催したい)
■開催趣旨
気候と自然の危機が深刻化する現在、科学者から直接、最新の知見を聞くことが強く求められています。2024年の世界平均気温は産業化前比で1.55℃上昇し、観測史上最高を記録しました。2025年も、2023年と同水準の1.45℃と、2024年に次ぐ高温が予想されており、地球温暖化が加速していることは明らかです。2025年4月には、ドイツの気象学会と物理学会が共同声明を発表し、2050年までに世界平均気温が3℃上昇するリスクがあると警告しました。
2025年7月に開催された第2回グローバル・ティッピングポイント国際会議では、約600名の科学者が「ダーティントン宣言」を発表し、サンゴ礁の転換点はすでに突破されており、大西洋熱塩循環(AMOC)の停止やアマゾン熱帯雨林の枯死といった転換点の突破が今世紀半ばに迫っていると指摘しました。これを回避し、気温上昇を1.5℃以下に抑えるには、前例のない規模で迅速な温室効果ガス排出削減が不可欠です。しかし、このような科学的警告にもかかわらず、11月にブラジル・ベレンで開催されたCOP30では、化石燃料からの脱却に十分な進展は得られませんでした。
こうした状況を受け、英国では2025年11月、ロンドン・ウェストミンスターで「国家緊急ブリーフィング」が開催されました。1,046名の科学者の呼びかけにより、約130名の議員を含む1,250名が参加し、気候変動、エネルギー、食料システム、自然、極端気象、転換点、経済、健康、食や経済の安全保障について、科学的根拠に基づく包括的なブリーフィングが行われました。本取組は、最新科学に基づくリスク共有、政治的立場を超えた共通認識の形成、産業界・金融界を含む社会全体での危機認識の共有を促し、そして気候・自然政策を危機管理として位置づける点で高く評価されています。これは、科学的知見を社会と政治に直接つなぐ新たな試みで、気候変動を環境問題にとどめず、国家的課題として再定義する契機となりました。
この英国の経験は、日本にとっても重要な示唆を与えます。日本においても猛暑や農業リスクなど気候変動の影響が顕在化しています。これらのリスクへの対応を怠れば、社会的損失のみならず、企業にとってもサプライチェーンの混乱や市場変化による経済的損失を招く可能性があります。しかし、気候リスクや転換点への理解は社会全体で十分に共有されているとは言えません。今後の政策や経済活動の方向性を検討するためには、科学的根拠に基づくリスク認識を広く共有する場が不可欠です。そのため、我が国においても、科学者からの直接的かつ統合的な知見に基づき、直面する気候リスクや影響、必要な行動期限を明確にする場を設けることは極めて重要です。
■開催概要
日時:2026年9月30日(水)13:00~16:00
会場:日経ホール(〒100-8066東京都千代田区大手町1丁目3−7日経ビル3階)
開催形式:ハイブリッド開催対面定員600名(オンライン上限なし)
主催:特定非営利活動法人ゼリ・ジャパン(ZERIJAPAN)/気候非常事態ネットワーク(CEN)
後援:日本学術会議、国会議員連盟「超党派カーボンニュートラルを実現する会」、
一般社団法人日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)
▼プログラム
13:00 開会宣言更家悠介認定NPO法人ゼリ・ジャパン理事長/CEN会長
来賓挨拶 ご出席国会議員紹介①
専門家による科学的知見の共有セッション
司会:鈴木淳史横浜国立大学名誉教授
13:10 科学の重要性
梶田隆章氏 東京大学卓越教授
13:20 日本の気候変動
江守正多氏 東京大学未来ビジョン研究センター教授
13:30 自然/再興・共生
小堀洋美氏 東京都市大学環境学部客員教授
13:40 医療・健康
渡辺知保氏 長崎大学大学院プラネタリーヘルス学環特命教授
13:50 食料安全保障
清水みゆき氏 日本大学生物資源科学部教授
14:00 気候安全保障
関山健氏 京都大学大学院総合生存学館教授
14:10 循環経済
森口祐一氏 東京大学名誉教授
14:20 エネルギーシステム
佐々木一成氏 九州大学副学長・主幹教授
14:30 社会変革・行動変容
枝廣淳子氏 大学院大学至善館副学長・教授
14:40 まとめと提言
石井菜穂子氏 東京大学グローバル・コモンズ・センターダイレクター/特任教授
14:50 休憩 ご出席国会議員紹介②
共通認識の形成に向けた質疑・対話セッション
司会:生駒芳子氏 一般社団法人日本エシカル推進協議会会長
15:00 政治家・政治担当者による応答、
若者からの提言および質疑応答/メディアおよび参加者との質疑応答
閉会
15:50 閉会挨拶 ご出席国会議員紹介③
閉会宣言 竹内光男氏 認定NPO法人ゼリ・ジャパン副理事長/CEN事務局長
17:00 交流会
■クラウドファンド リターン
7つのリターンプランを設定しています。
・1,000円 御礼メッセージ
・2,000円 御礼メッセージ
・3,000円 御礼メッセージ
・5,000円 小冊子の配布
・10,000円 小冊子の配布+お名前掲載
・30,000円 ブリーフィング現場参加ご招待
・50,000円 ブリーフィング現場+交流会参加ご招待
クラウドファンドサイトからの寄付はこちらから
■主催団体
気候非常事態ネットワーク(CEN)
CENは、認定NPO法人ゼリ・ジャパンのもと、2020年11月に設立された団体です。設立以来、毎年サミットを開催し、カーボンニュートラル社会への移行を加速させるため、情報共有と協働のための「開かれたプラットフォーム」としての役割を果たしています。
○支援金の使い道
本イベントには全体で1,000万円程度の費用が必要と試算しております。それに対して、およそ9割は企業からの協賛で賄えると見込んでおりますが、こちらFor Goodから、皆さま一人ひとりのお力添えをいただき、「ファーストゴールド」を100万円に設定させていただきます。
皆さまからのご支援は、会場の設営費や登壇者・プログラム費などに使用させていただきます。皆さまのご支援により、本ブリーフィングを円滑に開催できるようになります。
ぜひとも、皆さまのご理解とご支援をお願い申し上げます。