【案内】東京都市大学 伊坪研究室「2021年度研究成果報告会」(2/25オンライン)
COVID-19の猛威は人類と生態系に大きな試練を与えています。長らく気候変動問題の解決には大転換が必要であることが叫ばれてきました。
COVIDの試練を乗り越える経験を、持続可能社会を実現するための機会に変えていくことが求められています。グリーントランスフォーメーションやサステナブルファイナンスにおいてLCAの重要性は益々高まっています。伊坪研究室では、【学びを止めない】ことを合言葉にLCA研究を今年も進めてきました。
今年度も、学部3年による事例研究成果発表会を開催します。コロナウイルス感染拡大のため、オンラインでの開催を予定しております。
今年の事例研究のテーマは、CFRPを使用した風力発電機のLCAと炭素繊維のリサイクル評価、シューズ(ウィンターブーツ)、EV車を用いたカーシェアリング、について検討しました。文献調査・収集から、専門家や産業界へのヒヤリング、LCAソフトを駆使した計算、結果の解釈やプレゼンテーションを繰り返し実施してきました。その成果を発表いたします。
【開催概要】
日時:2022年2月25日(金) (12:45開場)13:00~18:30
場所:オンライン(zoom)
お申込み:2月22日(水)までに下記メールアドレスまで、1)氏名、2)所属、3)メールアドレス、を記入の上、メールアドレス(itsubo.student☆gmail.com )に送信ください(☆を半角@に変える)。zoomIDを送付いたします。
■当日プログラム(予定)
第一部(事例研究発表会(3年生))
13:00 開会挨拶
13:15 「CFRPを使用した風力発電機のLCAと炭素繊維のリサイクル評価」
13:45 「カーシェアリングの環境影響評価」
14:15 「ウィンターブーツの環境影響評価」
14:45 休憩
第二部(研究成果発表会)
15:00 「ケミカルリサイクルによるポリエステル衣料の環境影響評価」
15:30 「日本人向け減塩献立の環境と健康の影響評価」
16:00 「秋田県鹿角市を対象とした再生可能エネルギー100%利用時のカーボンフットプリント」
16:30 ポスターセッション
17:30 交流会
■ポスター発表
・Development of biodiversity damage assessment in LCIA with the expansion of impact categories.
・電気自動車の需要拡大に伴う鉱物資源の環境・社会影響評価
・循環型素材を対象とした廃棄物フットプリント
・ビッグデータと人工知能を活用した空調機のエネルギー分析
・バイオマスを用いた直接空気回収技術の評価
・多地域間産業連関分析を用いた生物多様性フットプリント
・菜食主義者を対象とした環境フットプリント
・抗体試薬製造におけるマウス腹水法と細胞培養法の環境影響評価
・聖地巡礼の経済波及効果を考慮した文化創作物の環境・社会影響評価
・容器包装の環境情報の開示による消費者行動の分析
・コロナ禍におけるバスのカーボンフットプリント
・岸和田だんじり祭のカーボンフットプリント
・高精白の日本酒を対象としたライフサイクル影響評価
・東京都市大学におけるカーボンフットプリントの算定