「電力のグリーン購入研究会」を開催しました
GPN活動報告
|2017-08-09
電力の環境配慮については、平成19年に環境配慮契約法が制定され、国等の機関や地方公共団体が率先して環境に配慮した電力サービスを優先的に契約しています。
しかしながら環境省の入札基準については、「FIT(固定価格買取制度)による再エネは評価されない。」、「取引市場が新設された非化石価値(再エネ)について、考慮されていない(CO2排出係数は減らせる)。」等の課題もあります。
そこで、GPNではこのような課題に対応して、エコ商品ねっとで環境に配慮された電力サービスの情報提供を行うことができるよう、電力のグリーン購入研究会を開催し、電力サービスの契約ガイドライン化の可否判断をしました。
■電力のグリーン購入研究会開催状況
第一回 2017年6月13日(火)10:00~12:00 14名参加
第二回 2017年6月27日(火)13:00~15:00 13名参加
第三回 2017年7月18日(火)15:00~17:00 8名参加

電力のグリーン購入研究会は3回開催され、ガイドライン化を目指す方針が出されました。また、以下の点に関しても検討を行いました。検討結果は「電力」契約ガイドライン策定タスクグループへ引き継がれます。
・ガイドラインの対象(事業者向けか一般向けか)
・エコ商品ねっとでの情報公開項目と表示方法、エコ商品ねっと掲載基準
・各種クレジットの扱いについて(例:CO2クレジットやグリーン電力証書、FIT再エネの非化石価値)