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9月は「オゾン層保護対策推進月間」-温暖化係数の小さい製品を選ぼう!
1987年9月16日に「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」が採択されたことにちなみ、毎年9月は「オゾン層保護対策推進月間」となっています。
製品の冷媒や発泡材等に使用されるフロン類(代替フロン含む)は、オゾン層破壊と同時に、地球温暖化に影響があることから、フロン類を用いない製品(ノンフロン製品)や温暖化係数の小さい製品を選択することが大切です。
製品・サービスの環境情報を提供する「エコ商品ねっと」では、ノンフロン製品、温暖化係数の小さい代替フロンを採用する製品を紹介しています。
オゾン層は太陽光からの有害な紫外線を吸収して、地上の生物を守っていますが、フロン類はこのオゾン層を破壊し、なおかつ地球温暖化も促進してしまう化学物質です。オゾン層保護と同時に地球温暖化防止のために、ノンフロン製品や温暖化係数の小さい製品を選択しましょう!
【「エコ商品ねっと」に掲載されている該当商品】
■ダストブロアー(文具・事務用品)
CO2やDME等のGWP(地球温暖化係数)が1以下のガスやGWPが1桁のHFO-1234zeガスを使用した製品が掲載されています。
■冷蔵庫
掲載製品はすべてノンフロン冷蔵庫です。
■エアコン
数年前までGWPの高いHFC-410a(GWP=2090)を使用した製品が掲載されていましたが、現在の掲載製品はすべてGWPの低いHFC-32(GWP=675)を使用した製品です。
■ガスヒートポンプ式冷暖房機
オゾン層破壊の影響がない冷媒(HFC-410a)を使用した製品が掲載されています。
■自動車
掲載車種すべてにHFC-134a(GWP=1430)が使われています。冷媒使用量(g)を見て、使用量がなるべく少ない車種を選びましょう。
■断熱材(公共工事)
掲載製品はすべてフロン類が使用されていない断熱材です。
■ガスエンジンヒートポンプ式空気調和機(公共工事)
オゾン層破壊の影響がない冷媒(HFC-410a)を使用した製品が掲載されています。
【参考情報】
地球温暖化係数(GWP)一覧 (一般財団法人日本冷媒・環境保全機構)
フロン類使用製品の低GWP・ノンフロン化促進制度のあり方について (経済産業省)
オゾン層保護対策推進月間の取組について (環境省)