会員団体合計1,309
団体(企業1,069、行政104
民間団体136
202438日時点
> > 中小企業向けビジネスセミナー「東京2020大会をチャンスにつなげる」開催報告

中小企業向けビジネスセミナー「東京2020大会をチャンスにつなげる」開催報告

GPN活動報告2018-12-26

GPNは、10月・11月に3会場にて「中小企業向けビジネスセミナー -東京2020大会をチャンスにつなげる-」を開催いたしました。
本セミナーは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が策定した「持続可能性に配慮した調達コード」を題材に、持続可能性に配慮した経営とは何か、また、その実現に向けて何から始めればいいのかを考える機会とするための中小企業向けビジネスセミナーとして開催いたしました。

開催案内

1812261.JPG持続可能性に配慮することの重要性(大石 氏)   1812262.JPG持続可能性に配慮することの重要性(西原 氏)

   
1812263.JPG東京2020大会の調達(日比野 氏)   1812264.JPG東京2020大会の調達(徳弘 氏)

 
1812265.JPG講義内容に関する質問と講師との交流   1812266.JPG持続可能な調達アクションプログラム(深津)


セミナーでは、「持続可能性に配慮することの重要性」を東京会場では大石美奈子氏(公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 代表理事)に、神奈川会場、埼玉会場では西原弘氏(有限会社サステイナブル・デザイン研究所 取締役社長)より解説いただきました。
両氏にはSDGsの12番目の目標である「持続可能な消費と生産のパターンを確保すること」を切り口に、製品・原料・資源などを調達する側の視点と提供する側の視点の双方より中小企業が置かれている状況を説明いただき、サプライチェーン上でのリスクによって事業活動に大きく影響を及ぼす可能性があること、また、中小企業においては、取引先より持続可能性の観点から評価を受け、更なる取り組みを要請されると共に、取り組み度合いによって取引先が選別される時代となることをお話いただきました。
続いて、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会より、2017年に策定した「持続可能性に配慮した調達コード」をもとに、東京2020 大会の調達に適用される調達コードにおいて、企業はどのような取り組みが求められるのか、義務的事項、推奨事項、調達コードの実効性の確保について解説いただきました。
また、GPNからは今年6月に公表した「持続可能な調達アクションプログラム」の評価チェックリストについて、その活用方法と回答方法について紹介しました。
プログラム後半では質疑応答の時間を設け、事前に参加者に配布した質問表をもとに進行し、講師の方より参加者の質問に回答いただきました。


■参加者からの感想
・自社のレベルに合った取り組みから「始める」ことが大切と認識した。その後、それが社会的に認知されるレベルに上げていくプロセスをふむ、とにかく歩みだすことが重要と感じた。
・中小企業としてどうSDGsや持続可能性への配慮に取り組むか、その示し方についてわかった
・SDGsへの対応の必要性、考えを深める機会となった
・3部構成になっていたため、様々な視点からわかりやすく、持続可能性について学べた
・多業種の参加者からの質疑応答が興味深かった、自社の取り組みや意識を見直す機会となった
・西原氏のお話は大変わかりやすく、今までも幾つもセミナーを受けてきましたが最も参考になりました。
・持続可能性に配慮した取り組みを進めるために具体的な事例が幾つか示され、大変参考になった。
・組織委員会の調達コードにおける必須事項の説明は大変参考になった

■開催概要
時間:14:00~16:30
主催:グリーン購入ネットワーク(GPN)
協力:埼玉グリーン購入ネットワーク、横浜グリーン購入ネットワーク
対象:GPN会員、企業、行政等
参加費:無料

■開催日程
10月29日(月)    東京会場:中央区立環境情報センター(中央区京橋3-1-1東京スクエアガーデン6F)
11月28日(水)    神奈川会場:波止場会館(横浜市中区海岸通1-1)
11月29日(木)    埼玉会場:武蔵浦和コミュニティセンター(さいたま市南区別所 7-20-1 サウスピア 8F)

■プログラム
1.持続可能性に配慮することの重要性
講師:
東京会場:
公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 副会長
大石美奈子氏

埼玉、神奈川会場:
有限会社サステイナブル・デザイン研究所 取締役社長
西原 弘氏

2.東京2020大会の調達 持続可能性に配慮した調達コードとは
講師 東京2020大会組織委員会 持続可能性部 担当者

3.持続可能性への配慮を測る指標:持続可能な調達アクションプログラム

4.講義内容に関する質問と講師との交流


■問い合わせ
グリーン購入ネットワーク(GPN)事務局(担当:竹内、深津)

エコ商品ねっと 会員専用ページ お問い合わせ

GPN地域ネットワーク