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GPN会長交代と第13期代表理事・理事決定のお知らせ

GPNからのお知らせ2020-04-30

グリーン購入ネットワーク(GPN)は、第123回理事会を開催し、第13期代表理事及び理事を決定いたしました。また、会長は平尾雅彦(東京大学大学院)から梅田靖(東京大学大学院)に交代となりましたのでご案内申し上げます。
平尾雅彦は第9期~第12期まで4期8年(2012~2019年)会長を務めました。

2020年度はコロナウイルスの感染拡大により、事業の修正・見直しを余儀なくされますが、持続可能な社会の構築に向けて、より良い調達の普及と実践に取り組んで参りますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。


■梅田GPN会長挨拶

グリーン購入ネットワーク(GPN)会員の皆様へ


日頃より弊会の活動に熱心にご協力いただき誠にありがとうございます。
4月の理事会での審議により、昨年度まで会長を務められた平尾雅彦会長から引き継ぎ、今年度よりGPN会長を務める梅田靖と申します。所属は東京大学大学院工学系研究科で、エコデザインを研究テーマに、ライフサイクル設計や持続可能社会シナリオ設計方法論等の研究も行っています。近年では欧州を中心に進んでいるサーキュラーエコノミーに関する研究も行っています。

さて、世界規模での新型コロナウイルスの感染拡大が続き、会員団体の皆様の中にも、これまでの経済活動ができず、事業継続や組織運営に腐心されていることと思います。また、社会基盤維持のためにお仕事を継続してくださっている医療従事者の方々や小売・物流業界の方々、その他の方々には、敬意を表すとともに心より感謝申し上げます。GPNとしても極力協力させて頂きたいと考えています。

「今」を乗り越えた先には、ポストコロナの社会がやってきます。そこではインクルージョンとサステナビリティがより中心に据えられる社会になると考えています。現状でも、在宅勤務が増え、オンラインの会議や国際学会が一般的になってきました。世界全体での温室効果ガス排出量が減少しているという報道もあります。教育現場では学校教育のあり方が、ICTを活用した業務や印鑑を省略したビジネス慣行の模索等が各所で行われています。今は緊急事態に対応する側面が強いものの、ポストコロナ社会においても、これらの模索の良い結果が引き継がれていくと思います。

そう考えると、国連が2015年に採択したSDGsの17の目標は、今回のコロナ騒動によりまさにそのリアリティ、重要性が高まったと考えられます。GPNはSDGsの目標の中でも、目標12「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」を軸に、より良い調達の普及と実践を推進してきました。これはグリーン購入という切り口からのサステナビリティ全体の普及、実践を意味するものです。会員団体の皆様の熱い熱意とネットワーク型の柔軟な、かつ、市民参加型の組織構成がGPNの強みだと考えています。会員団体の皆様から支援をいただき、この強みを活かしながら、会員団体の皆様の活躍の場を提供できるように、そして、サステナブルな社会に一歩でも近づいたポストコロナ社会が実現できるように、GPNの活動に取り組んでいきたいと思っています。
是非、皆様におかれましても、「今」は目の前の事業継続や組織運営を優先させつつも、その先を見据え、細くとも活動を途切れさせないことが大切だと考えています。明けない夜はありません。

今年度は当初予定していた事業計画から軌道修正を余儀なくされる部分もありますが、代表理事、理事、事務局一丸となって有益な情報発信に努め、会員の皆様とともに活動を推進して参りたいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

2020年4月30日
グリーン購入ネットワーク(GPN)会長
梅田 靖


グリーン購入ネットワーク(GPN)理事、監事、GPNアドバイザー [PDF 450KB]





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