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「照明」購入ガイドライン改定

ガイドライン2018-06-22

グリーン購入ネットワーク(GPN)では、この度、GPN-GL8「照明」購入ガイドラインを改定いたしましたのでご案内申し上げます。

詳細>> GPN-GL8「照明」購入ガイドライン(2018年6月19日改定)[PDF518KB]
英語版>> GPN-GL8 Purchasing Guidelines for Lighting Equipment[PDF246KB]


■ガイドライン改定の内容

「照明」購入ガイドラインは、1998年に制定後、3回改定してきました。今回の改定では背景説明を更新し、エコ商品ねっとの掲載基準を新たに設け、グリーン購入法相当に設定しています。
*2014年にも改定していますが、その際は「塩ビの使用」に関する軽微な修正のみでした。

今回の改定では、改定作業を効率化するため、以下の通り背景説明の簡略化の考え方を採用しています。
・背景説明において長文は必要ない。
・背景説明では、現状の説明、ガイドライン項目の必要性を述べる。ガイドラインの中でできていないものがあればその理由を説明するようにする。
・地球温暖化のような大前提となる知識の解説は不要。

また、耐久消費財についてはバイオプラの適用に課題があり、取り組みが進んでいないため、バイオプラの情報提供を行わないこととしています。

今回の改定では照明器具においては、蛍光灯は対象としない変更をしています。また、エコ商品ねっとの掲載基準を新たに設け、グリーン購入法相当に設定しています。


1.対象範囲:照明器具、ランプ

2.ガイドライン項目

照明計画
1)適切な照度について考慮する
2)昼光(自然光)を利用する
3)全般照明と局部照明を適切に組み合せる
4)照度センサー、人感センサー、タイマー機能、調光機能などを導入する
5)施設全体の照明を自動制御できるシステムを導入する
6)スイッチ配線は必要に応じて区画ごとに消灯できるようにする

照明器具
1)省エネルギー型の器具であること
(1)照明器具は、使用目的に不都合がない場合、LEDであること。
(2)照明器具は、調光機能かタイマーによる調光機能かタイマーによる初期照度補正機能があること
(3)点灯時間が短い場所に使用する器具は、センサー付きであること
(4)同種の照明器具においては、エネルギー消費効率が高いこと
2)使用後に分解して素材のリサイクルがしやすいように設計されていること
3)鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、特定の臭素系難燃剤(PBB、PBDE)を極力含まないこと

ランプ
1)ランプ効率が高いこと
(1)ランプは、使用目的に不都合がなく器具に適合する場合、LEDであること。
(2)蛍光ランプを使用する場合は、3波長形であること
2)寿命が長いこと
3)蛍光ランプは、使用後の回収・リサイクル手段を考慮すること
4)鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、特定の臭素系難燃剤(PBB、PBDE)を極力含まないこと

3.エコ商品ねっと掲載条件について【新設しました】
グリーン購入法の対象となる品目については、グリーン購入法の基準を掲載条件とする。


■検討の経過

2018年3月        第123回技術情報委員会にて改定案の検討
2018年5月16日~6月4日   ガイドライン改定案の公表、意見募集(意見なし)
2018年6月19日          GPN理事会にて審議、承認、改定
2018年9月末(予定)  「エコ商品ねっと」で新しいガイドラインに沿った情報を掲載予定

【お問合せ】 グリーン購入ネットワーク事務局
TEL.03-5642-2030 FAX.03-5642-2077 E-mail:gpn☆gpn.jp(☆を半角@に変える)

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