ファンケルとの協働による「持続可能な調達アクションプログラム」を活用したサプライヤーの調査・評価を実施
グリーン購入ネットワーク(事務局:東京都千代田区 会長:梅田靖)は、GPN会員団体で、化粧品・健康食品を製造、販売する株式会社ファンケルから委託を受け『CSRアンケート』を実施しました。
『CSRアンケート』は、2018年2月に策定した「ファンケルグループ持続可能な調達基本方針」に沿ったサプライヤーの取り組みに関する実態調査と、調達基本方針の周知、取り組み徹底に向けた基礎資料とするために実施しました。
「持続可能な調達」を実現するためには、継続的な実態把握が必要です。GPNは、地球環境や人権、労働等に配慮した「持続可能な調達」を実現するために、株式会社ファンケルと協働しながら取り組み改善を推進するとともに、本調査にも活用したGPNが提供する「持続可能な調達アクションプログラム」の評価チェックリストを活用し、自社のサプライヤーの取り組みを把握し、改善しようとする企業への取り組み支援をこれからも実施してまいります。
<調査結果概要>
1 調査目的
ファンケルグループは2018年2月に「ファンケルグループ持続可能な調達基本方針」を策定。取引先と共に、地球環境、人権、労働などに配慮した「持続可能な調達」を実現するため、取り組み実態の調査を実施。
2 調査対象と調査方法
調査対象:主要取引先157社
調査時期:2020年1月15日(水)~2020年2月14日(金)
調査方法:株式会社ファンケルが取引先にFAX、もしくは手紙(FANCL封筒)で調査を依頼、調査票のURL、QRコードへ誘導
3 調査項目
調査項目はグリーン購入ネットワーク(GPN)の「持続可能な調達アクションプログラム 評価チェックリスト」を、株式会社ファンケルの調達基本方針に準じ、約30問の内容にカスタマイズした。
4 回答状況
化粧品(原料・資材)36社、健康食品(原料・資材)61社。回答率61.8%
>>>ファンケルグループ持続可能な調達基本方針
>>>持続可能な調達アクションプログラム
持続可能な調達アクションプログラムは、環境面への配慮に加え、人権・労働等の社会面等へも配慮された製品やサービス等の購入(持続可能性を考慮した購入)を推進するために、事業者が自社の取り組みと自社の製品・サービス、さらにはサプライチェーンにおける環境面及び社会面の取り組みをセルフチェックするプログラムになります。
■お問い合わせ
グリーン購入ネットワーク(GPN)事務局 担当:竹内、深津