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「食品(加工食品)」購入ガイドライン改定

ガイドライン2019-09-24

グリーン購入ネットワーク(GPN)では、この度、GPN-GL17「食品(加工食品)」購入ガイドラインを改定いたしましたのでご案内申し上げます。

今回の改定では、ガイドライン項目に食品のロス防止の観点を追加するとともに、環境面の配慮に社会面の配慮を追加し、
購入にあたって考慮すべき事項の範囲を広げました。また、「エコ商品ねっと」の掲載条件を新たに設けました。

詳細>> GPN-GL17「食品(加工食品)」購入ガイドライン[PDF630KB]


1. 対象範囲
加工食品(飲料を含む)

2.ガイドライン項目

Ⅰ 食品ロスの防止
食べきることを考えて必要量を購入すること

Ⅱ 原材料
1)環境面および社会面(生態系保全、労働者や先住・地域住民の人権、動物福祉等)に配慮した原材料調達に関する方針策定をしており、
  取引事業者への情報把握・開示を要請していること
2)環境面および社会面に配慮した栽培・飼育・養殖・漁獲・取引方法に努めていること
3)肥料・農薬・除草剤の量や種類を把握し、管理・改善及び使用量の削減に取り組んでいること
4)原材料輸送時には、環境負荷の小さい輸送手段・輸送方法を採っていること
5)省エネルギー・資源の有効利用につながる栽培・飼育方法に努めていること
①栽培に関しては、露地栽培、農業機械の省エネルギー化、フードマイレージの削減に取り組んでいること
②飼育に関しては、糞尿処理、環境に配慮した飼料の利用、飼料のフードマイレージの削減に取り組んでいること

Ⅲ 容器包装
1)形状や形態の変更、薄肉化等により軽量化や簡易包装に取り組んでいること
2)省資源や廃棄物削減のために、詰め替え商品での提供に取り組んでいること
3)副包装を中心に再生材料が多く使われていること
4)[紙製容器包装、飲料用紙パック、段ボール]環境に配慮したパルプを多く使用していること

Ⅳ 加工・物流時のエネルギー削減
1)製品輸送時には、環境負荷の小さい輸送手段・輸送方法を採っていること
2)製品加工時に使用するエネルギーの省エネルギー化に努めていること
3)製品加工時には、水の循環利用や歩留まりの向上、廃棄物の再資源化等、資源の有効利用に
    努めていること

<情報提供項目>
○遺伝子組み換え作物の使用
○Rびん・エコロジーボトルの使用

3.エコ商品ねっと掲載条件(新設しました)
・容器包装に関する環境配慮の取り組みがあること
・IUCNレッドリストで絶滅危惧種(CR・UN・VU)に指定されている動植物を原材料としていないこと

■検討の経過

2018年10月~2019年1月 「食品(加工食品)GL」策定タスクグループ(1~3回)改定案検討
2019年2月        第131回技術情報委員会 改定案審議.承認 
2019年3月5日~3月25日  ガイドライン改定案の公表、意見募集(意見なし)
2019年6月20日          GPN理事会にて審議、承認、改定
2020年1月~     「エコ商品ねっと」で新しいガイドラインに沿った情報を掲載

【お問合せ】 グリーン購入ネットワーク事務局
TEL.03-5829-6912 FAX.03-5829-6918 E-mail:gpn☆gpn.jp(☆を半角@に変える)

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