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【調査業務】一般社団法人日本印刷産業機械工業会との協働による「持続可能な調達アクションプログラム」を活用した会員団体の取り組み状況の調査・評価を実施

GPN活動報告2023-06-01

グリーン購入ネットワーク(事務局:東京都千代田区会長:梅田靖)は、一般社団法人日本印刷産業機械工業会様から委託を受け、SDGsの観点より、日本印刷産業機械工業会の会員団体の環境面、社会面の取り組み状況の調査を、「持続可能な調達アクションプログラム」を活用し、実施しました。
本調査は2021年度に続き、2回目の実施となります。

■深津学治GPN事務局長のコメント
2021年度に続き、一般社団法人日本印刷産業機械工業会様より、「持続可能な調達アクションプログラム」を活用した工業会に所属する会員団体の皆さまの環境面、社会面の取り組み調査・評価を行いました。
日本印刷産業機械工業会様では、SDGsへの対応に関する事業を通じて、企業がSDGsの取り組みをそれぞれの事業展開のなかで定着させ、将来も継続することを最終目標として掲げられております。今回の調査は、その1歩としての「現状把握」にあたり、各種方針の策定状況や運用状況について、評価チェックリストに基づき、回答いただきました。
工業会事務局、回答いただいた事業者にはフィードバックレポートを返却し、個別結果に合わせて、規模別(大企業・中小企業)の平均値等の情報、全体の回答傾向(課題への対応策を含めて)をお届けしました。
この2年間の調査において、共通した課題も多く、今後も継続的な実態調査や、結果に基づいた研修機会、情報提供を進め、改善に努めていく必要があります。
GPNでは、今回の調査をふまえ、今後も一般社団法人日本印刷産業機械工業会様と協働を進めて参ります。


■持続可能な調達アクションプログラムとは
国連が2015 年に定めた持続可能な開発目標(SDGs)における目標12(持続可能な消費と生産パターンの確立)やUNEP が推進するプログラム(持続可能な公共調達プログラム)、ISO20400(持続可能な調達)、東京オリンピック・パラリンピック2020 大会における持続可能な調達の実施等、調達を通じて持続可能な社会の構築につなげるための仕組みや取り組みが広がってきています。
持続可能な調達アクションプログラムは、環境面への配慮に加え、人権・労働等の社会面等へも配慮された製品やサービス等の購入(持続可能性を考慮した購入)を推進するために、事業者が自社の取り組みと自社の製品・サービス、さらにはサプライチェーンにおける環境面及び社会面の取り組みをセルフチェックするプログラムになります。
このプログラムはチェックリスト方式によるSDGsなどの課題整理ツールとしても役立ちます。

■評価チェックリストの概要
・5つの大項目(ア~オ)から構成され、計127項目となります。
[ア] 企業情報
[イ] 自社のグリーン購入の取り組み
[ウ] 自社の環境面・社会面の取り組み
[エ] 自社の製品・サービスに関する環境面、社会面の取り組み
[オ] サプライチェーンへの取り組み
・中項目(A~G)では、欄に対応するSDGsのアイコンを記載しています。

■参考:GPNウェブサイト
【メディア掲載】「持続可能な調達アクションプログラム」が銀行業務検定試験問題集で紹介されました
持続可能な調達アクションプログラム 評価チェックリスト 改定に伴う回答受付の一時停止について(2023.3.31)

■お問い合わせ
グリーン購入ネットワーク(GPN)事務局担当:竹内、深津

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