セミナー「IR情報としてのESG情報とその信頼性」(9/5 東京)
グリーン購入ネットワーク(GPN)は、9月5日に一般社団法人サステナビリティ情報審査協会、学校法人工学院大学、日本LCA学会環境情報研究会と共催でセミナーを開催いたします。
・セミナーの趣旨
2000 年以降、企業や投資家等の行動を促すための国際的な枠組みづくりが進められています。同年7月に、「国連グローバル・コンパクト(The United Nations Global Compact)」が発足し、2006年4月には、環境、社会、ガバナンス(ESG)の課題が投資に及ぼす影響が大きくなってきたことを受けて、「国連責任投資原則(PRI:Principles for Responsible Investment)」が立ち上がりました。さらに2015年9月には、17の目標と169のターゲットが設定された「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs:Sustainable Development Goals)」が国連総会で採択され、同年12月には、世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて 2℃未満に抑える努力をする「パリ協定(Paris Agreement)」が採択されています。
このような中、ESGを考慮した投資、すなわちESG投資が欧米を中心に拡がってきています。我が国においても、世界最大の年金基金である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、2017年10月に投資原則を改め、「全ての資産で『ESG』の要素を考慮した投資を進めていく」と表明したことから、投資家等が評価を行う際に利用する企業のESG情報についても関心が高まってきています。
そこで、今回、投資家等が現在活用しているESG情報、投資家等が求めているESG情報、そして、IR情報としてのESG情報の信頼性等について情報の提供を行い、企業の方々にESG情報の現状を把握していただくことを目的に、当セミナーを開催することといたしました。
是非、この機会を通じて、ESG情報が実際に投資家等の為の情報として扱われていることを身近に感じていただければと思います。
≪セミナーの概要≫
[日 時] 2018年9月5日(水)、13時30分~16時45分
[場 所] 学校法人工学院大学(新宿校舎) 5階A-0542
[対 象] 上場企業のIR、CSRあるいはESG管理部門の担当役員、管理職及び研究者等
[主 催] 一般社団法人サステナビリティ情報審査協会
[共 催] 学校法人工学院大学、日本LCA学会環境情報研究会、グリーン購入ネットワーク(GPN)
[後 援] KPMGあずさサステナビリティ株式会社、EY新日本有限責任監査法人、デロイト トーマツ サステナビリティ株式会社、一般財団法人日本品質保証機構、PwCサステナビリティ合同会社
[参 加 費] 無料
[募集人数] 300名程度
【 プログラム 】
(敬称略)
◎開会の挨拶:13時30分~13時35分
○講演1:13時35分~14時25分
「GPIFのインベストメントチェーンとESGの取組みについて」
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF) 小森 博司
○講演2:14時25分~15時05分
「サステナビリティ報告の現状とESG情報の信頼性について」
一般社団法人サステナビリティ情報審査協会 松尾 幸喜
<休憩:15時05分~15時20分>
○講演3:15時20分~16時00分
「ブルームバーグで見るIR情報とESG情報」
ブルームバーグ・エル・ピー 佐藤 円裕
○講演4:16時00分~16時40分
「ESG情報開示を企業価値向上につなげるために」
三井住友信託銀行株式会社 金井 司
◎閉会の挨拶:16時40分~16時45分
●参加申込み
>>詳細:「IR情報としてのESG情報とその信頼性」
リンク先に参加申込フォームがございますので、そちらよりお申し込みください。
●お問合せ:グリーン購入ネットワーク事務局(担当:竹内)