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「トイレ設備」購入ガイドライン改定

ガイドライン2017-01-24

グリーン購入ネットワーク(GPN)は、GPN-GL16「トイレ設備」購入ガイドラインを改定いたしました。

詳細>> GPN‐GL16「トイレ設備」購入ガイドライン(2017年1月31日改定)[PDF129KB]


■経過
「トイレ設備」購入ガイドラインは、2006年に制定後、2007年に改定されています。前回の改定より9年が経過したため、内容の更新と点検を実施しました。
*2014年にも改定していますが、その際は「塩ビの使用」に関する軽微な修正のみでした。


■スケジュール
【改定案の検討】技術情報委員会にて担当
【意見募集】
意見募集期間:2016年10月27日(木)~11月24日(木)
告知方法:GPNホームページに掲載。一斉メールにて告知。
告知先:GPN会員、理事他
寄せられた意見:2団体
【改定案の理事会承認】2016年12月22日
【エコ商品ねっとでの情報公開】2017年3月末(予定)


■意見内容
【意見1】エコ商品ねっとの掲載条件についてグリーン購入法とあわせ、経過措置条件を追加したらよい。
【対応1】グリーン購入法の基準をエコ商品ねっとの掲載基準に採り込むことを基本方針とし、緩和条件となる経過措置条件は付加しない。

【意見2】「温水洗浄便座」と「電気便座」が混在しているが意図した記述か。
【対応2】意図した記述のため変更なし。

【意見3】「節水機器の掲載条件<共通事項>に「電気を使用しないこと」があるが、温水洗浄便座が掲載できないように誤解される。
【対応3】誤解がないように変更。


■改定内容
今回の改定では、改定作業を効率化するため、以下の通り背景説明の簡略化の考え方を整理した。
・背景説明において長文は必要ない。
・背景説明では、現状の説明、ガイドライン項目の必要性を述べる。ガイドラインの中でできていないものがあればその理由を説明するようにする。
・地球温暖化のような大前提となる知識の解説は不要。

また、耐久消費財についてはバイオプラの適用に課題があり、取り組みが進んでいないため、バイオプラの情報提供を行わないこととした(耐久消費財でも、コピー機など、認定制度が活用されているものについては別途確認が必要)。

(1)対象範囲
電気便座、大便器、小便器及び水栓金具

(2)ガイドライン項目
○電気便座
1)使用時の年間消費電力量が少ないこと
2)使用時の消費電力を少なくできる機能があること
3)長期使用を可能にするため、修理・メンテナンス体制が充実していること
4)クリーニングしやすい設計がなされていること
5)使用後に分解して素材のリサイクルがしやすいように設計されていること
6)再生プラスチック材が多く使われていること
7)鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、特定の臭素系難燃剤(PBB,PBDE)を極力含まないこと

○大便器・小便器・水栓金具
1)洗浄水量が少ないこと
2)クリーニングしやすい設計がなされていること
3)長期使用を可能にするため、修理・メンテナンス体制が充実していること

(3)エコ商品ねっと掲載条件について【新設しました】
グリーン購入法の対象となる品目については、グリーン購入法の基準を掲載条件とする(経過措置は適用しない)。

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