J4CE(循環経済パートナーシップ)へ「エコ商品ねっと(日本最大級の環境情報データベース)」を事例登録
グリーン購入ネットワーク(GPN)は、「持続可能な調達(消費と生産)の推進を通じて、カーボンゼロ、SDGs、サーキュラーエコノミーの実現に貢献する」という活動方針に掲げています。
◆2022年度事業計画
今回、GPNが会員として参画しているJ4CE(循環経済パートナーシップ※)に、GPNが運営する日本最大級の環境情報データベースである「エコ商品ねっと」を、循環経済への取組事例として登録致しました。
※2021年3月2日に、環境省、経済産業省、( 一社 )日本経済団体連合会により創設された団体
「エコ商品ねっと」は、GPNが策定した「グリーン購入基本原則」や、グリーン購入基本原則を製品分野ごとに具体化した「グリーン購入ガイドライン」に基づいた情報を掲載しており、掲載情報は年に4回最新化しています。循環経済・資源循環に関連する情報としては、リサイクル設計や再生材の使用の有無、再生材の使用状況、使用済み製品の回収・リサイクル等の項目があります。例えば、コピー機やプリンタ等のOA機器では、再生材の使用状況や再使用部品の使用箇所、使用済み製品の回収・リサイクルに関する情報を掲載しています。
現在、グリーン購入法適合品・エコマーク認定製品など約13,000点の商品・サービスを掲載しており、調達を通じた循環経済の促進を目指し、情報発信を行っています。また、「エコ商品ねっと」の掲載情報は、通販カタログにおける環境配慮表示に活用されているほか、地方公共団体を中心にグリーン購入の実践に活用されています。
今回のJ4CE(循環経済パートナーシップ)への事例登録を通じて、更なる情報発信に努めてまいります。
◆J4CE(循環経済パートナーシップ)
【名称】
循環経済パートナーシップ(略称:J4CE ※ジェイフォース)
英語名:Japan Partnership for Circular Economy
【設立】
2021年3月
【目的】
「循環経済パートナーシップ」は、循環経済への流れが世界的に加速化する中で、国内の企業を含めた幅広い関係者の循環経済への更なる理解醸成と取組の促進を目指して、官民連携を強化することを目的としています。
■備考
J4CE紹介動画
なお、2021年2月には、GPN会長の梅田靖教授(東京大学大学院)が「循環経済パートナーシップ」参加説明会で講演を行っております。
◆エコ商品ねっと
「エコ商品ねっと」は、製品やサービスの環境情報と事業者の環境面・社会面の取り組みに関する情報を提供する日本最大級の環境情報データベースです。環境配慮型製品・サービスを選択することの重要性を理解していても、個別製品の情報がないとグリーン購入が実践されません。「エコ商品ねっと」は、個別製品やサービスの環境情報を提供することで、消費者のグリーン購入を促し、市場のグリーン化と持続可能な社会の構築につなげる役割を担っています。
「エコ商品ねっと」は、GPNが策定した「グリーン購入基本原則」や、グリーン購入基本原則を製品分野ごとに具体化した「グリーン購入ガイドライン」に基づいた情報を掲載しており、掲載情報は年に4回最新化しています。循環経済・資源循環に関連する情報としては、リサイクル設計や再生材の使用の有無、再生材の使用状況、使用済み製品の回収・リサイクル等の項目があります。例えば、コピー機やプリンタ等のOA機器では、再生材の使用状況や再使用部品の使用箇所、使用済み製品の回収・リサイクルに関する情報を掲載しています。自動車では、バンパーやフロアマット等に再生材を使用しているという個別車種の情報に加え、リサイクル設計に関する企業ごとの考え方や取り組みも掲載しています。「エコ商品ねっと」の絞込機能を活用すれば、再使用部品や再生材を使用した製品とその内容を知ることができます。
グリーン購入ガイドラインは、基準や規制ではなく、製品やサービスを購入する際に考慮すべき視点をまとめたもので、「エコ商品ねっと」は環境配慮型製品・サービスをアピールしたい企業が任意で掲載する仕組みです。考慮すべき視点(グリーン購入ガイドライン)と、考慮すべき視点に沿った個別製品の環境情報(エコ商品ねっと)の組み合わせが、企業と消費者をつなぐ環境コミュニケーションツールとなり、環境配慮型製品・サービスの普及とグリーン購入の拡大に貢献しています。
●お問い合わせ
グリーン購入ネットワーク事務局(担当:竹内・深津)