「循環と継承」サステナビリティレポート2026を発行【SAGA COLLECTIVE協同組合】
SAGA COLLECTIVEでは、佐賀のものづくりを次の100年へつなぐため、「循環と継承」をテーマに、持続可能な地域産業のあり方を探っています。
毎年、大暑の節気に公開している本レポートは今年で4回目。
2025年度も、商品のカーボンフットプリント算定や、森林・里山・藻場の保全、地域内外との協働へ活動を広げました。今月はレポートから主な進捗を抜粋してご紹介します。
一つの課題に向き合うたびに、これもまだ部分的な取り組みだったのだと気づき、より大きな全体像へと視野を広げてきました。けれど、話が大きくなるほど、当事者意識が薄れてしまわないよう気をつけなければなりません。大切なのは、なぜ取り組むのか。
詳細はレポートをご覧ください。
>> サステナビリティレポート2026(SAGA COLLECTIVE協同組合Webサイト)
■CO2削減目標を5年前倒しで達成
2025年度の組合全体のCO₂排出量(Scope1・2)は949tCO2。
2021度比で668tCO2、41.3%削減し、2030年度目標を5年前倒しで達成しました。
天山酒造とレグナテックの再生可能エネルギー電力への切り替えが、大きな削減につながりました。
11社のうち7社はScope1・2の全量をオフセットし、残る4社もSAGA COLLECTIVEの活動にかかる排出量をオフセットしています。
■地元の森と海へ1,196.1t-CO2還元
商品販売を通じて生まれた収益の一部で、地元の自然由来のカーボン・クレジットを調達。累計1,196.1t-CO2をオフセットし、購入代金は森林管理や藻場再生など、地域の自然を守る活動資金として活用されています。
■7社13商品のCFPを算定
環境省のモデル事業を通じて、7社13商品のカーボンフットプリントを算定しました。原材料調達が最大の排出源であることや、輸送距離による違いなどが見え、次の削減に向けた課題が明確になっています。
■旅館あけぼので脱炭素を実践
佐賀県のGXモデル事業に取り組み、現場スタッフと省エネや運用改善を進めています。(来月号で特集予定です!)
■脱炭素からネイチャー・ポジティブへ
脱炭素だけでなく生物多様性や自然環境の回復まで視野に入れ、取り組みを進めています。森林保全に取り組む「かいろう基山」と連携し、竹炭を活用した商品開発やイベントを通じ、里山保全の収入源づくりを支援。さらに唐津市串浦で藻場再生に取り組む「BLUE REVIVE」とも連携。25年にわたり海を守り続ける漁師の活動を企業研修や環境学習へとつなげています。
■世界とつながる共創の輪
大阪・関西万博での共同作品、海外クリエイターとの制作、台湾での講演を通じ、佐賀の実践が国境を越えて広がりました。
■意地でも続ける
脱炭素を入口に、自社の排出量からサプライチェーン全体へ。
さらに、森林や里山、海を含む自然環境全体へ。
Scope1・2を追う中でScope3やCFPが見え、そこからさらにネイチャー・ポジティブへ。
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