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【環境月間 特別企画②】合同会社SECA/横浜市資源リサイクル事業協同組合/松本真哉GPNアドバイザーよりメッセージ

GPN活動報告2021-06-09

6月の環境月間に合わせ、環境月間特別企画と題して、企業、行政、NPOで活躍されている方々からの、環境保全に取り組む重要性や脱炭素社会の実現に向けたメッセージ(今後の展開・抱負について)を4回にわたってご紹介いたします。

今週は、合同会社SECA 則武祐二氏(GPN代表理事)、横浜市資源リサイクル事業協同組合 副理事長 会田篤氏(GPN理事)、松本真哉GPNアドバイザーのメッセージになります。


【合同会社SECA 則武祐二氏(GPN代表理事)】
「脱炭素社会の実現」「2050年カーボンニュートラル」いずれも実現には困難が伴うものの、判りやすい目標であり、日本も向かうことになったことは喜ばしいことです。しかし、目指さなければならないのは、産業革命以降の温度上昇を1.5度未満に抑えることであり、脱炭素社会の実現だけでなく、そこに至る道程が重要となります。そのためには、むしろ2030年までに、どこまで気候変動対策ができるかが問われます。2030年までに残された時間は長くはありません。2030年までに何をどこまで進めるかを明確にし、早急に確実に取り組んでいくことが必要です。地域循環共生圏の構築、循環経済への移行により、目指すものを明確にするとともに、電力システムの改革、カーボンプライシング等の必要な制度の設置も必要だと思います。
これらに関わる人たちが、希望を持って、明るく、できれば事業として主体的に取り組んでいかれることを祈念するとともに、私が少しでも役立つことができれば有難いと思います。


【横浜市資源リサイクル事業協同組合 副理事長 会田 篤氏(GPN理事)】
私どもの組合では、毎年、市内の小学生に家族で環境問題について考える機会を提供する為に、夏休みに「環境絵日記」*を書いて貰い、優秀作品を展示、表彰する取り組みを続けて参りました。令和元年には、第二十回の記念の展示会を開催しましたが、昨年は、新型コロナウイルス禍の影響もあり、開催を断念致しました。
近年は、毎年、2万作品程の参加があると共に、甚大な自然災害を身近に感じて、気候変動危機に関する絵日記も増えております。
また、過去の優秀賞受賞者による座談会では、「環境絵日記」を書く事で、環境に対する意識が向上すると共に、自らの行動が変わったとの発言も頂きました。
これからも、子供たちが環境に対する関心を高め、行動を起こす一助とする為、本年は、11月28日に、横浜市役所にて、優秀作品の展示・表彰**を行う予定でおります。

* 「環境絵日記」は、横浜市資源リサイクル事業協同組合の登録商標です。
**優秀作品の展示・表彰式は、横浜市との共催事業になります。


【横浜国立大学 松本真哉氏(GPNアドバイザー)】
皆さんは、毎日の生活で自分の生活と環境のつながりを常に考えているでしょうか?あるいは、“考える”ほどではなくても、想像されているでしょうか?朝昼晩にとる食品類や飲料類と路用する食器などの容器類、移動に利用する交通手段、様々な場面で利用する電化製品、朝から晩まで触ることの多いスマホ、夜のシャワーやお風呂で使うシャンプーやバスタオル、など、日々の生活でいろいろなモノを利用して私たちは生活しています。その全てのモノが、目に見える形、そして、目に見えない形で、環境問題や社会問題とつながっています。利用するモノと環境のつながりは、そのモノの一生(ライフサイクル)を知ることで、ある程度は可視化することができます。自分の使うモノが、地球規模の環境問題や、遠い国の環境問題や社会問題とつながっている事が、現在の社会の大きな特徴です。今月は環境月間です。この機会に、自らの日々の生活と環境の様々なつながりを今一度考えて学びませんか。そしてモノや行動の選択について改めて考えて頂きたいと思います。


■参考
【環境月間 特別企画①】深津学治GPN事務局長よりメッセージ
環境の日及び環境月間(環境省ホームページ)

●お問い合わせ
グリーン購入ネットワーク事務局(担当:竹内・深津)
TEL.03-5829-6912 FAX.03-5829-6918 E-mail:gpn☆gpn.jp(☆を半角@に変える)

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