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【環境月間 特別企画②】グリーン購入大賞 受賞団体(クラダシ/日本コカ・コーラ/エコリカ/大川印刷/ホットマン)よりメッセージ

GPN活動報告2022-06-21

持続可能な調達(消費と生産)の推進には、サプライチェーン全体の環境面、社会面の様々なリスク管理・低減に向けて、各分野の最新動向を抑えておくことが重要です。
今年度、グリーン購入ネットワーク(GPN)では、「持続可能な調達(消費と生産)の推進を通じて、カーボンゼロ、SDGs、サーキュラーエコノミーの実現に貢献する」という方針の下、セミナー・コラム等による情報発信と合わせて、特別企画と題して、“GPNからのお知らせ”において、様々な団体にご協力いただき、関連情報を発信して参ります。

今回、環境月間に合わせ、グリーン購入大賞の受賞団体より環境配慮の重要性等(受賞事例の今後の展開・抱負を含む)についてメッセージをいただきましたので、3週にわたってご紹介いたします。
第2回となる今回は、株式会社クラダシ、日本コカ・コーラ株式会社、株式会社エコリカ、株式会社大川印刷、ホットマン株式会社の5団体になります。



■株式会社クラダシ(第21回グリーン購入大賞 中小企業部門 大賞・農林水産大臣賞受賞)
クラダシが取り組んでいる「フードロス」も環境にまつわる大きな課題の1つです。クラダシは、6月からの環境月間に合わせて社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を通じて多くの方に環境について考え、アクションを起こす一歩を踏み出す機会を提供したいと、6月1日から「アクションエコキャンペーン2022」を開催しています。
本キャンペーンは、キャンペーンに賛同いただいた協賛企業の取り組みや商品を紹介するほか、特設ページ内に「Study」・「Posting」・「Shopping」の3つのテーマに合わせたスペシャルコンテンツもご用意。環境やフードロスについて学べるコンテンツや、抽選でプレゼントが当たる投稿アクションキャンペーンなど楽しみながらご参加いただけます。この機会にKURADASHIを通じて、環境について楽しく学び、アクションを起こしませんか?

◇株式会社クラダシ
◇アクションエコキャンペーン2022:キャンペーン開催期間:6月1日(水)~6月30日(木) 
◇クラダシのサステナビリティ
◇社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」


■日本コカ・コーラ株式会社(第21回グリーン購入大賞 プラスチック資源循環特別部門 大賞受賞)
日本のコカ・コーラシステムでは持続可能な成長の実現のため、「容器/PET」「水」「温室効果ガス排出量」「再生可能エネルギー」の4項目において、資源の持続可能な利用を推進しています。なかでも「容器/PET」については、2018年に策定した「容器の2030年ビジョン」に基づき、「コカ・コーラ」「い·ろ·は·す」といった旗艦製品への100%リサイクルPETボトルの導入や、ラベルレス製品の拡充、容器の軽量化といった取り組みを進め、2030年にはすべてのPETボトルをサスティナブル素材へ切り替えることを目指しています。こうした点をご評価いただき、第21回グリーン購入大賞においては「い・ろ・は・す 天然水 100%リサイクルペットボトル」と「い・ろ・は・す 天然水 ラベルレス」がプラスチック資源循環特別部門大賞を受賞しました。また同時に紙パッケージの導入やマイボトルにも対応した給水サービスの試験展開、外部パートナーとの連携を通じた使用済み容器の回収・リサイクルなどに積極的に取り組んでいます。
今後も水平リサイクルの推進を通じておいて業界をリードするとともに、プラスチック資源循環型社会の実現に貢献してまいります。

◇日本コカ・コーラ株式会社
◇サスティナビリティー  
◇「日本コカ・コーラ 2022 ESGレポート」 2022年6月1日(水)発行のお知らせ~より持続可能で、より良い未来をともに創るために~ 
◇「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロシュガー」 100%リサイクルPETを使用した新ラベルレスボトル 2022年4月25日よりオンライン限定発売 


■株式会社エコリカ 代表取締役 宗廣 宗三氏(第20回グリーン購入大賞 中小企業部門 大賞受賞)
私は岐阜県の「郡上八幡」の出身です。そこは日本の名水百選に選定された名水もあるなど水がとてもきれいな地域であり、特産品である郡上本染や郡上紬なども水と深い関わりをもっています。街を歩くといたるところで水のある風景に出会います。人々は水道とともに随所にある用水や湧き水を暮らしに取り入れているのです。そして、そこには「水舟」という水を大切に使う仕組みが根付いています。これは湧き水や山水を、高低差をつけて三段に並べた水槽に引き込むものです。一番上は飲料水、二番目では食べ物を、一番下の水槽では食器を洗います。ご飯つぶなどの食べ物の残りは、下の池に流れて、鯉やフナなどの川魚の餌になり、水は自然に浄化されて川に流れ込む仕組みになっています。
私はこのように自然の恵みである水を大事にする、そういった風土の中で育ってきましたから、そのまま使い捨てになっていたインクカートリッジに対して、率直に「もったいない!」と思ったのかもしれません。こういった自然と共生する美しい風景を次世代に伝えていくためにもさらに努力を重ねていきたいと考えています。

◇株式会社エコリカ 
◇SDGsと密接なエコリカの活動 


■株式会社大川印刷(第19回グリーン購入大賞 中小企業部門 大賞・環境大臣賞受賞)
「風と太陽で刷る印刷」。印刷工場で使用する電力の内、およそ20%を自社の太陽光パネルによる自家発電で、残りのおよそ80%を青森県横浜町の風力発電による電力を購入することで、再生可能エネルギー100%工場を実現しています。更にカーボンオフセットを行い、自社におけるスコープ1、2はゼロ化済みです。また、自社にてCO2算定ソフトにより、スコープ1〜3全てのCO2の排出量を計算、ゼロ化を行うCO2ゼロ印刷を展開しています。
更なる取り組みの一つとして、2022年5月2日より、カーボンオフセット済み印刷用インキの使用もスタートしました。ロシアとウクライナの戦争によってエネルギー政策は、安全保障そのものであることがわかりました。あらゆるエネルギーの価格が高騰していますが、脱炭素、脱化石の世界的潮流はむしろ加速化すると考え、これからも進めていきます。

◇株式会社大川印刷
◇取り組み事例
◇【メディア出演】BBSテレビ東京「グロースの翼」:「印刷で社会課題を解決/大川印刷(横浜市)」 



■ホットマン株式会社 代表取締役社長 坂本 将之氏(第19回グリーン購入大賞 中小企業部門 大賞・経済産業大臣賞受賞)
タオルの原料であるコットン。肌にやさしい上に多くの機能性を備えており、私たちの生活になくてはならない存在です。一方で、コットンは植物であることから環境にやさしいイメージを持たれますが、その生産過程では大量の水と農薬が使用されてきました。また、一部の国や地域では収益性の低さから児童労働といった問題も発生しており、まさに環境、社会、経済という全ての側面において大きな課題を抱えていました。
私たちホットマンはこの課題を解決するため、日本初となるフェアトレードコットンタオルの製造・販売に取り組みました。国際フェアトレード基準には経済的基準だけでなく、児童労働の禁止といった社会的基準、農薬・薬品の使用に関する環境的基準が設けられています。
フェアトレード商品を選ぶことは未来への投票です。一人ひとりの少しの行動の変化で世界は変えられます。身近なものから世界を変えていきませんか。

◇ホットマン株式会社
◇FAIRTRADEフェアトレードへの取り組み
◇ホテルJALシティ羽田 東京様の宿泊プランに当社のフェアトレードタオルが採用されました。
◇ONE-SECOND TOWEL1秒タオル
◇ホットマンSDGsへの取り組み
◇使い古したタオルを「新しいエネルギー」に!


■環境月間 特別企画(2022年度)
【環境月間 特別企画①】グリーン購入大賞 受賞団体(スーパーホテル/二川工業製作所/小川珈琲/宇陀化成工業/FYS/大和ハウス工業)よりメッセージ 


■参考
・第22回グリーン購入大賞 審査結果
・第21回グリーン購入大賞 審査結果
・第20回グリーン購入大賞 審査結果
・第19回グリーン購入大賞 審査結果
・環境の日及び環境月間(環境省ホームページ)


■お問い合わせ
グリーン購入ネットワーク(GPN)事務局 担当:竹内・深津



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