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【環境月間 特別企画①】グリーン購入大賞 受賞団体(スーパーホテル/二川工業製作所/小川珈琲/宇陀化成工業/FYS/大和ハウス工業)よりメッセージ

GPN活動報告2022-06-14

持続可能な調達(消費と生産)の推進には、サプライチェーン全体の環境面、社会面の様々なリスク管理・低減に向けて、各分野の最新動向を抑えておくことが重要です。
今年度、グリーン購入ネットワーク(GPN)では、「持続可能な調達(消費と生産)の推進を通じて、カーボンゼロ、SDGs、サーキュラーエコノミーの実現に貢献する」という方針の下、セミナー・コラム等による情報発信と合わせて、特別企画と題して、“GPNからのお知らせ”において、様々な団体にご協力いただき、関連情報を発信して参ります。

今回、環境月間に合わせ、グリーン購入大賞の受賞団体より環境配慮の重要性等(受賞事例の今後の展開・抱負を含む)についてメッセージをいただきましたので、3週にわたってご紹介いたします。
第1回となる今回は、株式会社スーパーホテル、株式会社二川工業製作所、小川珈琲株式会社、宇陀化成工業株式会社、FYS株式会社、大和ハウス工業株式会社の6団体になります。



■株式会社スーパーホテル(第22回グリーン購入大賞 大企業部門 優秀賞受賞)
スーパーホテルはホテル業界唯一のエコ・ファースト企業として、「自社が出すCO2に責任を持つ」という考え方に基づき、持続可能な地球と社会の実現に向けて取り組んでいます。
特にお客様参加型のSDGs推進活動に力を入れており、公式Webサイトからのご予約を対象に、宿泊時に発生するCO2排出量の100%をカーボン・オフセットする「ECO泊」を実施しております。
「ECO泊」の宿泊数は年々増加しており、2010年の開始より多くのお客様に気候変動対策にご参加いただいています。
カーボン・オフセットに使用するクレジットの創出先との連携も行っており、地域と連携しながら森林保全や地域活性化に寄与しています。
一人一人の小さな一歩が、地球にとっての大きな一歩になると私たちは考えています。
今後も宿泊産業として、ホテルにご宿泊するお客様にSDGsや地球環境を守ることの重要性をお知らせし、活動に参加いただくことで、豊かな地球を未来につなぐ活動を推進してまいります。

株式会社スーパーホテル
取組紹介



■株式会社二川工業製作所(第22回グリーン購入大賞 中小企業部門 優秀賞受賞)
昨今の脱炭素社会への動きをふまえ、国内全製造拠点の使用電力再エネ100%化を実現し、更に自社サプライヤーの脱炭素化に向けて取り組んだことが評価され、第22回グリーン購入大賞で優秀賞を受賞致しました。この活動をきっかけに社内では省エネ意識や資源循環の意識が向上し、節電、節水にとどまらず製造コストの削減にまで繋がっております。またあらゆる面で企業価値が向上しているのを実感していますが、一番顕著に表れているのが新卒採用です。売り手市場で採用に四苦八苦している企業が多い中、今までに体験したことがないほど応募が来ております。持続可能な調達は社会課題の解決だけでなく、自社の発展にも大きく寄与することを声大に伝えたいです。

フタガワグループ
株式会社二川工業製作所、「第22回グリーン購入大賞」で「優秀賞」を受賞
株式会社二川工業製作所、国内全拠点での使用電力を100%再生可能エネルギーで賄う目標を達成
株式会社二川工業製作所、自社の製造パートナー・竹中鋼管株式会社へ再生可能エネルギー100%の電力提供を開始



■小川珈琲株式会社(第21回グリーン購入大賞 中小企業部門 大賞受賞)
私たちは、これまで取り組んできたことをまとめ、“一杯のコーヒーからできること”としてSDGs宣言を2018年に自社サイトに掲げました。その中核となるものが、フェアトレードや有機珈琲、バードフレンドリー®認証、オランウータンコーヒーとサステナブルやエシカル要素を含むコーヒー豆自体に関わる認証への取り組みです。また、私たちはコーヒーロースターとして、エシカルなコーヒーを創るだけでなく、推進させることが必要と考えています。一つは、社員自らが活動を実際に行うこと。その為に、2021年9月オウンドメディア『珈琲の広場』を立ち上げ、SDGsやエシカルに繋がる活動を自らが記事化させ、発表する場を設けました。もう一つは、その拠点となる場所を作ること。2022年2月、私たちの発祥の地となる京都で「100年先も続く店」をコンセプトに掲げ、小川珈琲堺町錦店をオープン。そこでは、エシカルコーヒーのみを提供し、且つその他メニューやサービスにもその要素を盛り込んでいくことを表明しています。
全ては、私たちが掲げている「珈琲文化を未来に繋ぐ」ために、出来ることからひとつずつ、私たちの手で行っていくことが重要と考えています。

小川珈琲株式会社
珈琲の広場 Action
小川珈琲 堺町錦店


■宇陀化成工業株式会社(第21回グリーン購入大賞 プラスチック資源循環特別部門 優秀賞)
宇陀化成工業は1985年の創業以来 リサイクル原料を100%用いた環境にやさしいフィルムの製造(インフレーション成形)に取組んで参りました。
環境保全への意識が高まる昨今、産業活動を通じて発生する廃プラスチックをリサイクル100%ポリフィルムとして利用する事により、これまで以上に地球環境との共存を視野に入れ、限りある資源を有効活用し、理想的な循環型社会を目指しております。
平成10年に自社ブランドのごみ袋(ポリハイ)に国内で最初にエコマーク取得、奈良県のリサイクル認定製品に認定いただくなどアイテムを増やしながらお取引先様にエコマーク商品の普及PRに努めてまいりました。
創業時には機械も有効活用すべきとの考えで、中古機械を探しリサイクル原料100%を用いた製品作りに拘り今日に至っております。
リサイクル原料を部分的に用いるのでなく、100%リサイクル原料のみで安定した品質の製品を安定供給できる様に日々努力を重ねています。廃プラスチックの処分、処理が社会問題になる事を予測し、いち早くこの問題に取り組む為、製造工程で発生するロス材をリサイクルし、有効活用する事で もう一度リペレット化された原料を使用する事が、廃プラスチックの削減に、果ては環境保全に繋がると強い信念で事業活動を行っております。
昨年はSDGsに本格に取り組むスタートと位置付けコンサルタント会社との協力により、製造部門、出荷部門、生産管理、経理、総務、営業等、全部門で取り組み協調する事で会社としての本気度を社外にアピールし、CO2の大幅な削減などの環境を常に意識し日々の事業活動に邁進しています。

宇陀化成工業株式会社
宇陀化成工業SDGs宣言



■FYS株式会社 経営企画執行役員兼APRES事業部長 井口洋氏(第21回グリーン購入大賞 プラスチック資源循環特別部門 優秀賞)
弊社では自社で製造販売したアパレル用流通ハンガーを全国展開している各アパレル企業の各店舗様より独自のシステムAPRES(アプレス)スキームにより回収して再利用(リユース)しております。
従来型アパレル流通ハンガーの一般的な流れは、①アパレルメーカー及び仕上げプレス工場が弊社にハンガー発注⇒②弊社は指定仕上げプレス工場にハンガー納品⇒③仕上げした洋服にハンガー・袋をかけてアパレルメーカーに納品⇒④流通ハンガーに掛けられた洋服を店頭に出荷⇒⑤届いた洋服から流通ハンガーを外し陳列用ハンガーに掛け替え店頭陳列⇒⑥不要になった流通ハンガーを各ディベロッパーの処理場に移動⇒⑦産廃業者が不要ハンガーの引き取り⇒⑧処分(ほとんどが焼却)、概ね①~⑧の流れで流通ハンガーが動きます。最終的には回収されたほとんどのハンガーは焼却処分されます。
これに対して循環システムAPRES(アプレス)は上記の最終焼却処理を行いません。APRESスキームは各店舗で陳列用のハンガーに掛け替えるまでは従来型と同じですが、大きく違う点は弊社提携の運送会社が全国の店舗まで回収に行き、回収されたハンガーは弊社センターに運送されセンター内で品種ごとに仕分け・検品・梱包し再利用します。従って従来型の⑥⑦⑧が無くなり焼却ではなく再利用循環しますので焼却によるCO2排出を相応の抑制をします。2022年4月より施法された「プラスチック資源循環促進法」の法の精神にも則した回収スキームでもあります。
アパレル業界で流通しているハンガーは約2.0億本と推計されます。重量換算すると約1,000万㌧の物量になります。それをCO2排出換算すると約27.0㌧のCO2を排出することになります。現時点では産廃・家庭ゴミとして、ほとんどが焼却されているのが実情です。
現時点のAPRES取組先は大手GMSはじめ大手アパレルリテーラー等10社ほどです。今後2年間であと数社広げるのはもちろんですが、角度を変えて大手ディベロッパーにも直接APRESの取組を広げていきたいと考えています。現時点では各大手ディベロッパーはそれぞれの店舗で独自の処分をしていますが、これを各館に出店するアパレルリテーラーの排出ハンガーの処理方法を従来型からAPRESスキームへの変更の促しをして更に流通ハンガーの破棄焼却の削減に努めていきたいと思います。
リユース回収の実績(各年5月期)は、2019年142.8t、2020年104.9t、2021年104.9t、2022年166.6t。また、弊社では3年後の2025年5月期にはリユース回収本数1,500万本、回収重量750.0t、CO2削減2.02tを掲げております。★現状、750tに対する2022年度の達成率は22.2%。
最近では弊社扱いのハンガーに加えハンガー用ドレスパック・タタミ用OP袋(いわゆる透明フィルム袋)も回収の対象として1社とテスト取組しました。この透明フィルム袋は一言で表現するととても厄介な物で有ります。見た目は同じ透明な袋でも用途により様々な原材料の違いが有り、リユースは不可能、リサイクルにおいても原料の分別などとても手間がかかり誰もがやりたがらない物でした。回収面のコストや再利用のためのコストを鑑みると、とてもビジネス軸では合わないものでした。しかし弊社においてはこの誰もが扱わないフィルム袋もアパレル業界が物流の段階で必要とするハンガーと同様弊社が生産した商品(つくる責任)として回収してマテリアルリサイクルを行うこととしました。まだテスト段階ですので様々な問題点が有ると思いますが、テストによりそれらの様々な問題点を解決し従来のハンガーのみの取組先や新規取組先にも幅広く応用していきたいと考えております。自社製品のハンガーとフィルム袋も併せて回収し更なる環境貢献に繋げたいと思っております。

FYS株式会社
循環システムAPRES(アプレス)
循環システムAPRES(アプレス)の詳細(【従来型】と【APRES型】の比較)



■大和ハウス工業株式会社 環境部 部長 小山 勝弘氏(第20回グリーン購入大賞 再エネ普及特別部門 大賞受賞)
近年、気候変動を要因の一つとして気象災害が激甚化、頻発化しており、当社グループの提供価値の根幹である「住まいや暮らしの安全・安心」が脅かされています。まさに脱炭素社会の実現は待ったなしという状況であり、未来の子供たちの“生きる”を支える取り組みとして、私たちの最大の使命の一つだと考えています。
そこで、当社グループでは2050年までにバリューチェーン全体を通じたカーボンニュートラルの実現を宣言し、事業活動・まちづくりの両面から取り組みを進めています。
まず、自らの事業活動の脱炭素化に向けては、「“自らつくる”で目指す再エネ100%」を合言葉に、自ら開発・運営する発電所由来の再エネ電気の利用を進めています。すでに東西両本社ビルをはじめ、主要な事業所、工場、施工現場等で再エネ電力への切替えを進めており、今年5月には、再エネ利用100%の達成時期を当初目標の2040年度から17年前倒しする計画を発表しました。
一方、まちづくりの脱炭素化に向けては、全事業において新築建物のZEB・ZEH化を進めており、2022年度からは原則すべての新築建物の屋根に太陽光パネルを設置することとしています。また、それでは賄いきれない電力需要については再エネ電気の供給をご提案し、建物の竣工後も継続してお客さまの脱炭素化をサポートしています。
一昨年度「グリーン購入大賞」をいただいた「船橋グランオアシス」はその先行事例の一つであり、分譲・賃貸マンション、戸建住宅など、総戸数859戸の大規模複合開発において、当社グループが岐阜県で運営する水力発電所由来の再エネ電気を供給し、日本初の「再エネ100%のまちづくり」を実現。街びらき後も継続して、住まい手の皆様とともに、持続可能な暮らしのあり方を追求しています。
今後も、脱炭素社会の実現に向け、全方位から取り組みを加速してまいります。
 
大和ハウス工業株式会社
大和ハウスグループの“環境への取り組み”
大和ハウスグループの“将来の夢”
大和ハウスグループの“カーボンニュートラル計画”
再エネ100%の街づくり「船橋グランオアシス」



■参考
第22回グリーン購入大賞 審査結果
第21回グリーン購入大賞 審査結果
第20回グリーン購入大賞 審査結果
第19回グリーン購入大賞 審査結果
環境の日及び環境月間(環境省ホームページ)


■お問い合わせ
グリーン購入ネットワーク(GPN)事務局 担当:竹内・深津

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