「新任担当者向けグリーン購入研修会(基礎編)」開催報告
GPNは、今年度新たにグリーン購入の推進担当になられた職員の方々を対象とした「グリーン購入研修会(基礎編)」を開催いたしました。
当日は、地方公共団体や国、独立行政法人、大学、高等専門学校、企業等幅広い組織の担当者に参加いただきました。4会場の参加者数119名のうち、担当になって1年未満の方は74名でした。
研修会に参加された方からは、グリーン購入に取り組む地方公共団体からの事例発表(宮城県、函館市、佐賀市)や組織的にグリーン購入に取り組むポイント、参加者同士の意見交換が参考になった等の感想が聞かれました。
研修会終了後も、参加者から以下のような質問が寄せられました。質問の回答は、GPN会員ページ(ヘルプデスク)に掲載していますので、GPN会員の皆様はどうぞご活用ください。
今後、7月中旬頃に大阪にて「新任担当者向けグリーン購入研修会(基礎編)」を開催するほか、秋にはグリーン購入の取り組みをさらにステップアップさせるための実践編の講座を全国数か所で開催する予定です。
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宮城会場の様子 |
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東京会場の様子 |
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北海道会場の様子 |
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福岡会場の様子 |
■参加者の感想(当日の参加者アンケートより抜粋)
・グリーン購入担当者としてすべきこと、進むべき道が見えてきてよかった。
・担当してから2か月を経ておらず、基礎的な知識やGPNの活動内容について知ることができ、有意義だった。
・他のグループの意見交換の内容が参考になった。
・同じ地方公共団体の参加者から意見を聞くことができ、とてもいい勉強になった。普段、このような機会がないため、また機会があったら参加したい。
・意見交換では何年かグリーン購入に携わっている自治体の方がいたので助かった。他の自治体の施策や取組状況が聞ける機会はそう多くないので非常に有意義だった。
・座学とグループディスカッションの割合がよかった。
・当団体では周辺自治体に比べてグリーン購入が進んでいなかったことがわかり、今後どういう形でいくか考えるいい機会になった。
・方針は掲げているが、目標到達とは乖離があると思った。
・分野毎にどの程度の製品がグリーン購入法の判断の基準を満たしているものなのかといった相場感が知りたい。
・グリーン購入の取り組みがマンネリ化しないような仕組みも今後検討していきたいので、ステップアップ研修もぜひ受講したい。
■参加者から寄せられた質問
1.該当商品がグリーン購入品目なのかを簡単に確認する方法
2.役務がグリーン購入に適合しているかどうかの判断について知りたい。特に印刷、会議運営等
3.印刷の判断基準について
4.調達実績の具体的な集計方法
5.研修以外に、着実な調達に結びつけるための手法とその事例
6.グリーン購入による効果の定量化(コストダウンや環境負荷低減)と環境配慮型製品への支援策(補助金等)
質問への回答は、GPN会員専用ページに掲載しています。どうぞご覧ください。
■開催結果
日時・会場:
2017年5月18日(木)15:10~16:30 宮城会場(宮城県庁分庁舎(漁信基ビル)502会議室) 27名
2017年5月19日(金)13:30~16:30 東京会場(東京都 中央区立環境情報センター 研修室) 57名
2017年5月22日(月)13:30~16:30 北海道会場(北海道庁 別館9階 第3研修室) 18名
2017年5月30日(火)13:30~16:30 福岡県(福岡県庁 吉塚合同庁舎 802会議室) 17名
主催:グリーン購入ネットワーク(GPN)、みやぎグリーン購入ネットワーク、北海道グリーン購入ネットワーク、九州グリーン購入ネットワーク
協力:宮城県、北海道、福岡県
対象:地方公共団体(環境部門、会計・総務部門等)のグリーン購入新任担当者、GPN会員
■プログラム:
・グリーン購入の基礎
・グリーン購入法の仕組みと対象品目・判断基準
・環境配慮型製品の検索
・グリーン購入の取り組み事例と組織的にグリーン購入に取り組むポイント
・参加者による意見交換
・GPNの活動紹介
・COOL CHOICEに関する説明
*宮城会場では、参加者による意見交換、COOL CHOICEに関する説明は実施していません。
■問い合わせ
グリーン購入ネットワーク(GPN)事務局(担当:竹内、深津)