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ESG評価は“調達”をどう捉えているのか~有識者による座談会を開催~

GPN活動報告2020-12-09

近年国内外でESG投資額が伸びる中、企業の調達活動においては、生産地の生態系への影響や労働者の権利、労働環境等、環境面や社会面に配慮した原材料の調達の実施状況が重視されてきており、企業を評価する要素の一つとなっています。
グリーン購入ネットワーク(GPN)は、企業評価や企業への投資を行う側、評価される側の企業関係者や研究者を囲み、ESG評価は“調達”をどう捉えているのか、という視点からESG座談会を2020年10月に開催しましたので、座談会の様子をご紹介いたします。

12月中旬に会員の皆様にお届けする予定のGPN News119号では、座談会にご参加いただいたCDP Worldwide Japan シニア・マネジャー 松川恵美様による寄稿を掲載しておりますので、合わせてお読みください。

座談会 開催概要

(座談会を開催して ~深津GPN事務局長の感想~)
GPNは2018年に、持続可能な調達に活動領域を拡大することを方針に掲げ、これまで活動を推進して参りました。
具体的な活動として、グリーン購入基本原則を改定し、社会面への配慮を盛り込んだ他、持続可能なパーム油の調達に関するガイダンスの作成や勉強会の開催、ランキングの公表等を通じて、原材料の調達に関する情報共有して参りました。2018年にはグリーン購入大賞の審査範囲を持続可能な調達に拡大すると同時に、持続可能な調達アクションプログラムをスタートさせ、自社及び自社のサプライチェーンの環境面、社会面の取り組みを事業者自らがチェックする評価チェックリストを作成しました。評価チェックリストについては、現在100社以上から回答をいただき、評価結果をお返ししています。また、2019年度には、GPN会員の株式会社ファンケル様と協働で、株式会社ファンケル様のお取引先様の取り組みを把握するための調査を実施いたしました。
一方で、調達という行動は、目標ではなく、目標を達成するための手法であることから、なかなか注目が集まりにくいと感じていましたが、今回の座談会で、企業評価や企業への投資を行う側、評価される側の企業関係者や研究者の方々から様々な角度からのご意見を伺うことができました。座談会でのご意見を通じて、調達という行動が、企業が目指すゴールへたどり着き、サプライチェーン全体を配慮されたものにするための有効な手法であることを再確認することができました。
今後も社会課題や政策目標を達成するための有効な手法である、持続可能な「調達」の普及と実践をさらに推進して参りたいと思います。

参考)
グリーン購入基本原則
持続可能なパーム油のガイダンス[日本版]
グリーン購入大賞
持続可能な調達アクションプログラム
株式会社ファンケルと協働し、「持続可能な調達アクションプログラム」を活用したサプライヤーの調査・評価

問い合わせ先:
グリーン購入ネットワーク(GPN)事務局 担当:竹内・深津

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