【環境省】グリーン購入法基本方針の変更を閣議決定
環境省は、2025年1月28日(火)にグリーン購入法基本方針の変更を閣議決定しました。グリーン購入法特定調達品目は、1品目増え、22分野288品目となりました。主な変更点は以下の通りです。
>> グリーン購入法基本方針の閣議決定及び意見募集の結果(環境省ウェブサイト)
>> グリーン購入法基本方針(環境省ウェブサイト)
■主な変更点
・1品目(備蓄用作業服(災害備蓄用品【生活用品・資材等】))が追加され、22分野288品目に。
・2段階の判断の基準の定義等の見直し
・「共通の判断の基準」の設定
・環境負荷低減の取組の「見える化」を行った農産物等、有機農業により生産された農産物等を取扱う食堂を2段階の判断の基準の基準値1に設定
・紙製文具において、森林認証材パルプ及び間伐材等パルプを古紙パルプと同等に評価
・乗用車、バス等、トラック等、トラクタにおいて、燃費基準値の引き上げ
・ガス温水機器、石油温水機器において、エネルギー消費効率基準を強化
・プリンタ等4品目において、再生又は再使用プラスチック部品等の使用を追加
・プリンタ等13品目において、カーボンフットプリントの算定及び開示を判断の基準又は配慮事項に設定
・プリンタ等7品目において、タイプⅠ環境ラベル「エコマーク」の活用に係る判断の基準を追加
環境省では、今回閣議決定した、グリーン購入法基本方針の変更内容を解説する説明会を実施いたします。ご興味のある方はご参加ください。
>> 令和6年度「グリーン購入法」及び「環境配慮契約法」基本方針説明会
■GPN会員の皆さまへ
基本方針の変更点は3月下旬にお届けするGPN News131号で解説するほか、「エコ商品ねっと」では、今回改定されたグリーン購入法基本方針に沿った「グリーン購入法」適合情報を、3月28日(金)から掲載する予定です。
参考)
・【環境省】グリーン購入法基本方針の改定案の公表と意見募集(11/12~12/12)
・グリーン購入法基本方針の改定案へ意見を提出しました(12/12)
・令和6年度グリーン購入及び環境配慮契約 地方公共団体担当者実務研修会
・エコ商品ねっと