「日本-デンマーク持続的リン利用ワークショップ」(10/31東京)【(一社)日本有機資源協会(JORA)】
リン資源リサイクル推進協議会(事務局:(一社)日本有機資源協会 内)では、産学官の関連事業者等が集まり、オールジャパンのレベルでリン資源のリサイクルについて、戦略的かつ総合的に協議しています。このたび、「日本-デンマーク持続的リン利用ワークショップ」を開催いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。
【開催概要】
日時:2017年10月31日(火)13:30~17:05
場所:TKP赤坂駅カンファレンスセンター ホール14A(東京都港区赤坂2-14-27 国際新赤坂ビル東館 14F)
参加費:リン資源リサイクル推進協議会会員無料、非会員1,000円(資料代)
■プログラム
1.挨拶(13:30~13:40)
駐日デンマーク王国大使 フレディ・スヴェイネ 氏
2. 講演 *講演は英語です。日本語の資料を配布予定です。
(1)デンマークの資源戦略に関する政策動向・プロセス(13:40~14:20)
デンマーク環境保護庁 循環型経済・廃棄物部 副部長 アンネ・エリザベス・カムストロップ氏
(2)日本の廃棄物リサイクルの現状と課題(14:20-14:50)
環境省 環境再生・資源循環局リサイクル推進室 室長補佐 寺井 徹氏
― 休憩 15分間(14:50~15:05)―
(3)排水及び下水汚泥からのリンリサイクルに関しての技術動向(15:05-15:45)
デンマーク環境保護庁 循環型経済・廃棄物部 獣医 リンダ・バゲ 氏
(4)リサイクルにより持続的リン利用のためのバリューチェーン(15:45ー16:15)
早稲田大学総合研究機構リンアトラス研究所 客員教授・大阪大学名誉教授 大竹 久夫 氏
(5)食料とバーチャル リン(16:15~16:45)
東北大学大学院環境科学研究科 教授 松八重 一代 氏
(6)下水消化汚泥からのリン回収 (16:45-17:15)
水 ing 株式会社 技術開発統括 研究開発センター 副参事 萩野 隆生 氏
― 意見交換・交流 15分間(17:15~17:30)―
■お問合先
(一社)日本有機資源協会 内 リン資源リサイクル推進協議会 事務局
担当:土肥、菅原、柴崎
電話:03-3297-5618 E-mail:prpc@jora.jp
<参考>
わが国は、国内で消費するリンの全量を海外からの輸入に頼っていますが、リン鉱石の価格高騰と産出国による資源の囲い込みもあって、リン鉱石の入手が年々難しくなっています。このため、わが国は国内で使用したリンを回収し再利用したり、未利用リン資源の利用技術を開発する必要に迫られています。しかし、リン資源のリサイクルには広範な産業・社会分野が関係しているため、産学官の協力のもと関係者が一体となって、戦略的かつ総合的に取り組むことが強く求められています。