第17回 責任ある森林管理のための勉強会(4/21・オンライン)【FSCジャパン】
FSCジャパンでは、全国のFM認証取得者や、FSC認証木材に関わるCOC認証取得者の皆様をはじめ、FSC認証にご関心のある皆様を対象に、FSC認証林における責任ある森林管理に関する有用な情報を提供するため、「責任ある森林管理のための勉強会」をオンラインで開催しております。
17回目となる「責任ある森林管理のための勉強会」を以下の通り開催いたしますので、お知らせ申し上げます。
第17回目は、「バイオマス発電、輸入バイオマスをめぐる変化と木材市場への影響-トレーサビリティ、GHG排出基準、情報公開等-」と題し、長年バイオマス問題を研究し、バイオマスをめぐる議論を牽引するNPO法人バイオマス産業社会ネットワーク理事長の泊みゆき氏にお話しいただきます。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)で促進されてきたバイオマス発電。国内林業活性化の起爆剤として期待されながら、安いバイオマス燃料の大量輸入により拡大してきました。しかし経済産業省は2024年度の調達価格等算定員会で、2026年度以降は主に輸入バイオマスを燃料とする10,000kW以上の区分をFIT/FIP対象から外すとしています。また、2027年度から廃棄物発電を除くバイオマス発電は、50kW以上はフィードインプレミアム制度(FIP)のみとなります。
その一方で、一般木質バイオマス発電の稼働容量は約400万kWに達しており、木質ペレットの輸入量も2024年には600万トンを超えました。輸入バイオマスの持続可能性の問題がクローズアップされるにつれ、GHG基準やトレーサビリティの確認など、国内材の利用にも影響が及んでいます。
今回のセミナーでは、日本のFIT木質バイオマス発電、特に輸入バイオマスに焦点を上げながら、周辺環境の変化や国内林業への影響などについてお話しいただきます。
皆様お誘いの上、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。
■概要
日時:2025年4月21日(月)13:30~15:00
場所:オンライン開催(Zoom)
ご参加方法:以下のURLからお申し込みください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/p5WyNjpHQvayapLb-xNiZA
登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
定員に達し次第お申し込みを締め切らせていただきますのでご了承ください。
いただいた個人情報は、参加者を把握し、セミナーをより良いものにするために使用させていただきます。
参加費:無料
参加資格:どなたでもご参加いただけます。
お問合せ先:c.mishiba☆jp.fsc.org(担当:三柴ちさと)(☆を半角@に変える)
詳細は以下をご覧ください。
https://jp.fsc.org/jp-ja/newsfeed/250409